0527 大学進学までのデザインが一緒にできる塾探しが賢明?  

大学進学までのデザインが一緒にできる塾探しが賢明?  
先日来、大学入試の様子が激変していることを中心に書いてきましたが、またまた、引き続き、今回も、事前に知らないと損する話や、高校進学後、予想できる問題点をお話します。
 一般的な塾は、成績を上げるのが得意(これは必須)ではあるが、大学までの道のりを複数パターン提示し、それぞれのパターンのメリット・デメリットまで話したうえで、進路指導できる塾は少ない。高校入試では、できるだけいい学校に行きなさいという指導で終わり、その後の進路についてアドバイスする情報を持たないところが多い。高校進学後のケアはほとんどない・・・(大学への進学パターンが激変中にもかかわらず)

知らないと損する話・予想できる問題点
① 進学後のミスマッチについての充分な納得がないまま進学し、こんなはずじゃなかったという結果を招く。例:⑴干渉されるのが嫌な生徒がスパルタ系の高校に進学させた。(2)実力テストのほうが定期テストより好きというやや大味なタイプの生徒に指定校推薦が得意な学校を勧めた。(3)理系が強い大学の付属系の高校に文系の生徒を進学した。etc・・・
② 指定校推薦で受験合格すると、受験料は、1回分3,5000円で済む。一般入試で10校受験した場合、350,000円となる。
③ 指定校推薦は、担任・進路指導の先生とのコミュニケーションの量と質。質も量も足りない人が、立ち遅れる。情報の収集・分析・判断ができる生徒が成功する。概ね私立高校のほうが指定校推薦に強い。
④ 指定校推薦は、特進系のコースより、普通系のコースに推薦枠が多い。特進系のコースは、指定校推薦より一般入試を勧められる。(高1~高2時注意)
⑤ 国公立は、8割前後が、一般入試で進学する。
⑥ 文系・理系、なりたい職業、勉強したい内容・学部、それらに伴う受験方法・受験科目をいち早く決めた生徒の合格率は高い。さらに、そのタイプの人は、総合型選抜で上位の大学に合格する確率も高い。
⑦ 一般入試であったとしても、通知簿(評定)の成績が一定以上あれば、奨学金の一部の利息は、無料になる。
⑧ 英語を中心とした各種検定を利用した入試制度を知ることは受験に有利。
以上のことは、中学生指導中心の塾では、難しいのではないかと思います。当教室では、小学受験・中学受験・高校受験・大学受験のすべてを大手進学塾で経験した塾歴40年・30年のスタッフがお待ちしています。お気軽に教育進路相談のうえで、お子さんの将来に向けてスタート・再スタートされてはいかがですか。お医者様でいう治療実績数(卒業者数)は、だれにも負けません。失敗事例もたくさん見てきました。
  大学入試(解)から中学入試・高校入試(式)を導きたい塾屋より

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