0411 高1生諸君! 国公立大学は、やはり一般選抜! 定員の8割が一般選抜!
高1生諸君! 国公立大学は、やはり一般選抜! 定員の8割が一般選抜!
先日来、総合型選抜や学校推薦型選抜の募集の枠の増加について話してきましたが、私立大学はともかくとして、国公立入試は、依然として一般選抜が募集人員の8割になっています。今までの話と矛盾するようですが、国公立大学希望者については、一般選抜を一番に考えてのスタートのほうが良いと思います。
さて、国公立の入試の仕組みですが、1次試験としての共通テストと大学別の2次試験の得点の合計で合否が決まります。
その流れですが、まず、1月中旬の共通テストを受験後、自己採点を行って、志望校に願書を出します。その出願期間はあまり時間がありません。そのため、複数の受験校を調べて準備しておく必要があります。
2次試験は、分離・分割方式といって、前期日程・後期日程の2つの日程に分かれています。そのことから、同じ大学・学部を2回あるいは、別々の大学・学部を受験することも可能です。公立大学には、中期日程というのもあります。
注意点は、前期日程で合格して受験手続をすると、後期日程・中期日程への進学はできなくなるということです。加えて、前期日程・後期日程の割合は、8:2となっていて、前期日程中心のスケジュールになっていることです。
さらに、注意点は、2段階選抜という仕組みです。これは、共通テストの成績で2次試験の受験者を事前に選抜するものです。言い換えれば、共通テストの結果で、第一希望の不合格が決まってしまうとも言えます。
まとめましょう。国公立に行きたい人、特にその可能性のある高校に進学した人は、1学期から手を抜かずに、英数を中心に各科目バランスよく頑張りましょう。文系的な人は、将来受験しそうな理系の科目、理系的な人は、将来受験しそうな文系の科目に注意しながら、勉強を進めていくことが重要です。高校進学と同時に気を抜いて、ユメユメ1学期から私立文系・私立理系でいいやなどと言わないようにしましょう。
まずは、1学期の定期テストを抑えて、次は、進研模試あたりでロケットダッシュを目指しましょう。
以上の基本的な流れ(私立大も含め大学入試全体)を知らない生徒・保護者の方は意外と多いようです。特に第一子のお子さんに・・・・
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元大手進学塾運営部長の老塾屋より