高校合格後からが勝負!
高校合格後からが勝負!
中3の皆さんは、今志望校合格に向けて必死に頑張っているところだと思います。最近の懇談(相談)で多いのは、すべての受験(小学・中学・高校・大学)において知らなかった。もっと早く知っておけばよかったという点です。
そこで、今日は、今人気がでている指定校推薦と奨学金のサイドから高校生活の注意点を書いてみます。
まず、指定校推薦ですが、高1の1・2・3学期、高2の1・2・3学期、高3の3学期の合計7学期分のすべての科目の平均を5点満点で計算します。
メリットは、①入学試験がない②受験料が1大学分で済む③11月末くらいにほぼ合格が決まる・・・
デメリットは、①高3の1学期までさぼらずにコツコツまじめにやる必要がある(アタリマエヤロ~?)②遅刻・欠席が多いとダメ③自分の行きたい大学学部の指定校枠があるとは限らない④学校の先生がなかなか指定校推薦の情報を開示してくれない,積極的ではない・・・
次に、奨学金ですが、評定が一定以上の生徒は、一部分が、借り入れ資金に利息が付かないということです。
大半の高校生が、このことを知らず、高校合格後うれしくて、さぼってしまい高1の1学期の成績(評定という)を崩してしまい、指定校推薦への挑戦権を失う人が多いということです。言い換えると、100%÷7学期=およそ14.3%の機会(チャンス)を失うことになります。当然、奨学金の無利子の件も同じです。
とりわけ高校1年生は、全科目、文系理系関係なく均等に習うので、必ず、苦手な科目は混じってきます。文系の人なら物理・化学・数学、理系の人なら歴史・国語・英語といった具合です。この山を乗り越えると、2年からは、たいていの学校でコース分けが始まるので、苦手な科目は減っていき、評定がとりやすくなるはずなのに・・・・。
まとめます。高1の1学期は、大学入試に向けての黄金の扉を開ける最大のチャンスです。ゆめゆめ、気を緩めることなく、しっかりスタートを切りましょう。
かなり気の早い話ですが、最初に戻ります。「知らなかった。もっと早く知っておけばよかった。」からこの文章は始まったはずです。高校進学後も指導できる塾は、かなり少ないので、しっかり自覚をもって進学しましょう。
3年後、同じセリフを皆さんが言うことがないことを祈って
拙速は巧緻に勝ると常々確信している塾やより
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