新中1の保護者の皆さーん❕通知表が甘くなっているかもしれません❓ ご存じですか❓昔に比べ,通知表の5が1.3~1.4倍に増えているようです❕ オール5は昔ほど実力がないかも?公立高校文理学科に不合格になるかもしれません。

まずは、通知表がどのように付けられているのかを知っておきましょう。中学校の通知表は「1~5」の5段階で評価され、評価方法は絶対評価です。絶対評価とは、定められた基準によって評価される方法で、極端に言うとクラス全員が基準を超えていれば、クラス全員の評価5になることがあるということです。ちなみに、かつての相対評価では、クラスの7%しか5はもらえませんでした。その絶対評価の基準として観点別評価があります。それらは、3つの項目をもとに評価されています。

· 「知識・技能」

· 「思考・判断・表現」

· 「主体的に学習に取り組む態度」

この3つの項目は、「A~C」「◎・〇・無印」などの3段階で評価されており、通知表にもその評価が記載されています。この観点別評価を踏まえて5段階評価が決められます。ということは、毎回テストで100点を取っていても、授業態度や提出物などに問題があれば、「主体的に学習に取り組む態度」の評価が下がるため、通知表で5がつかなくなるということです。

通知表を見ると5段階評価で一喜一憂してしまう方もおられます。しかし、通知表ではほかにも見るべき部分があります。それが上記の観点別評価の3段階評価です。この部分を見れば、テストの点数や授業態度、提出物などのどの部分が評価が下がる原因になってしまっているのかがよくわかります。

また、先生からのコメントにも、成績アップのヒントが隠れていることもあるので、5段階評価にばかり気を取られないことが大切です。

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