今後 10~20 年で、雇用者の約 47%の仕事が自動化される? この先、どこに行くのか?子供たち❕

今後 10~20 年で、雇用者の約 47%の仕事が自動化される?

この先、どこに行くのか?子供たち❕

またまた、激変する入試の話で、一度書いた文章ですが、大学受験の話です。保護者の方の世代は、ほとんどが、一般筆記入試で、大学入試を経験された世代だと思います。その世代の方々からすると、大学附属の高校やスポーツ推薦での大学進学以外は、ほぼ一般筆記入試での進学であったように思います。

何回かお話ししましたが、現在は、半数近くが、学校推薦型選抜(公募推薦・指定校推薦等)か総合型選抜(旧AO入試)で進学してしまいます。(すなわち、一般筆記入試以外)

さらに、授業料無償化になった私立高校の台頭により、一般筆記入試による合格者は、ドンドン減ってきています。総合型選抜(旧AO入試)での大学入学者も、有名国公立でも増え始めています。

公立の上位校を卒業された第一子のお子さんをお持ちの保護者の方ほど、ビックリされています。(公立2~3番手高校は、推薦系ではなく、一般選抜を強く押し、指定校推薦等を押さないが故に、どんどん指定校推薦の枠が減ってきているようです。)

大阪府の私立・公立高校の入試(進学)実績の勢力図は、保護者の方の学生時代と比べてガラッと変わってきています。加えて、先程からお伝えしているように、大学入試の状況も大きく様変わりしてきています。

塾業界も、「たくさん勉強して、いい高校に合格すれば、何とかなる!」から「いかにして、大学にたどり着くか?大学で何を勉強したいのか?」のノウハウをたくさん持っている塾」に評価軸が移っていくと思われます。特に、高校受験までしか生徒さんを預からなくて、大学入試の情報に暗い塾の先生の進路指導には、???がつく時代がやってきています。現に、当教室での高校生の保護者の方のご相談のほとんどが、「もっと早く知っておけばよかった。」「聞いていなかった。」とおっしゃる時代になってきています。

しつこいようですが、高校合格がゴールではありません。大学進学や将来就く職業を意識しての進学・受験が大切な時代がきています。

「今の子供たちの 65%は、大学卒業時に、今は存在していない職業に就く 。“今後 10~20 年で、雇用者の約 47%の仕事が自動化される」 (文部科学省教職員の指導体制の在り方に関する懇談会提言より抜粋)とあるように、将来をしっかり見据えた進学を一緒に考え、アップデートしてみませんか。いま、はやりの探求型の勉強を子供たちと一緒にやっていきましょう。答えのある問題だけを習い、解く時代は終わりを告げようとしています。

知らなくて損をしたということがないように・・・塾歴40年越しの塾屋より

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