定期テスト悪かった中1生頑張ろう❕まずは、学校課題の攻略から❕

定期テスト悪かった中1生頑張ろう❕まずは、学校課題の攻略から❕

〇テスト前の学校課題は、なぜあるの?

 テスト前の学校課題は、ほぼすべての生徒が嫌うようです。課題にまつわる話として、①課題を出さない、出したとしても雑であるなどの理由で成績を下げられた。②直前までためて過ぎて、徹夜で仕上げた。③課題の問題集の解答をなくして、提出できなかった。④テスト後、出題された問題とよく似た問題がテストに出ていた。以上のようないやな話をよく聞きます。今日ここで注目してみたいのは、④の課題からよく似た問題が出たという点です。

なぜ、テスト前に課題が出るか?それは学校の先生たちが、習ったことを復習できるように配慮して出しているからです。加えて、テスト問題を作るのは塾の先生ではなく、学校の先生です。課題から類似問題が出るのは当然です。

ですから、答えだけを写したり、ただ提出しさえすればいいという感覚で、過ごしている人や、自分の判断だけでテスト前に勉強している人の点数が上がるはずがありません。

テスト前の勉強に一番大切なのは、課題です。まず、原点に戻って提出物、課題からしっかり始めましょう。テスト前何を勉強していいかわからないとはもう言わないでください。

塾の先生がこんなこと言うのも変ですが、塾のプリントも大切ですが、何度もいいます。テストを作るのは、学校の先生です。その出題のもととなるのは、学校の課題です。そのつもりで、最初の定期テストに向かいましょう。

〇どうしてもわからなければ、学校課題、解答・解説見てもいいよ!

今回は、かなり誤解を招くようなタイトルですが、塾歴40年の中でその考えに至った経緯を含めてお話しします。私も、例にもれず、若いころは、答えは見るものじゃないと信じていましたし、生徒にもそう勧めてきました。

しかし、勉強の苦手な生徒に、答えを見るな!とにかく今から、このページをやりなさい、答えは見ちゃダメと言って課題を与えたとします。 そうすると、様々なパターンの反応が見られます。まず、白地のまま少しも進まない。ひたすら授業終了の時間を待つ、わからない、わからないと叫ぶ。要領よく質問の体裁を取りながら、先生に答えまで解かせてしまう。隣の子とおしゃべりする。寝てしまう。 信じられないことのようですが、こんなことは、良く見受けられることです。仮に先生が怖くて厳しくても、このようなことは見受けられます。

そこで、皆さんに、少しお勧めしたいのは、なぜそんな答えになるのか、あるいは、問題が何をたずねようとしていたのかを考えながら、解答、特に解説を読み、あるいは写してみませんか。

さらに、その問題をもう一度解答・解説を見ずにやってみましょう。それで解けたら、その問題はきみのものです。 もし、解けなかったら、どこまでできたかチェックして先生に質問しましょう。

「ここまでわかったけどここからわからなくなった。」この状態まで来たら、わからんところがわからんと言っていたころより随分進歩しているはずです。当然、自習する力もついています。

大学合格までの道のりの同伴者でありたい塾歴40年の塾屋より

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