2022年第1回英検準1級2次試験所感②
2022年第1回英検2次試験:7月3日(日)
英検準1級取得者の若林です。英検2次試験、大変お疲れ様でした。英検の受験生の皆さん、手ごたえはいかがでしたでしょうか?
7/3(日)2022年第1回英検準1級2次試験の4コマナレーションと面接問題No.2~No.4(面接カードを見ずに答える質問)につきまして、別カードの質問を下記に記します。難易度的には、No.2、No.3、No.4ともに標準レベル、と考えます。(試験会場により、同じ質問であるとは限りません。あと1パターンはあります。)
◎4コマナレーション
【市長が観光客を増やすためにキャンプ場を作ったはいいが、観光客だけでなく熊も来ちゃって困ったね!】
⇒詳しいカードが分からないため、ポイントだけ述べます。
〔1~3コマ目〕
・The mayor created the camp site to increase the number of visitors.
・The mayor was very pleased to see many visitors visiting there.
市長が観光客を増やすために、キャンプ場を作ったこと。
市長が多くの観光客が来て、喜んだこと。
の2点はスピーチに盛り込むことがポイント
〔4コマ目〕
・However, when the man visited the camp site again, he was very surprised to see one bear. He was wondering if his decision to create the camp site was right.
Howeverで話を転換して、キャンプ場に熊が現れたこと、市長がキャンプ場を作ったことが本当に良かったのか、という後悔や複雑な気持ちをスピーチに盛り込めれば、4コマ目のオチが面接官に伝わりやすい。
No.2【人々はもっとアウトドアで活動すべきですか?】
⇒ポイントは【アウトドア】
Yesで、アウトドアにより、自然に触れる機会が増える、健康的な生活を送ることが出来る、と答えれば、説得力のある解答であると考えます。
No.3【企業はもっと従業員に休暇を取らせるべきですか?】
⇒ポイントは【従業員】と【休暇】
Yesで、仕事と生活の調和(work and life balance)により、健康的な生活を送ることが出来る、と答えれば、説得力のある解答であると考えます。
No.4【危険生物について政府はもっと対策を取るべきですか?】
⇒ポイントは【政府】と【危険生物(絶滅危惧種)】
危険生物(絶滅危惧種)はSDGsの17項目の一つであり、英検準1級では定番トピックであるため、Yesで、政府は、人々の環境保護の意識を高めるために(in order to enhance people’s awareness about environmental protection)、エコツーリズムを促進するべきである(The government should promote ecotourism)、あるいは、政府は、絶滅危惧種の違法狩猟や取引に対する厳しい法律を策定すべきだ(The government should make stricter laws to strengthen the crackdown on illegal hunting and trade of endangered species)と答えれば説得力のある解答であると考えます。
今回のパターンの英検準1級の2次試験は、標準レベルであると考えます。過去問で何度も練習をして、常日頃から社会の出来事に関心を持ちながら、自分の意見を言えるように準備することが、英検準1級の合格の秘訣であると考えます。今後の英検準1級の2次試験対策の参考にしていただければ幸いです。
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