０５３０　大学及び入試が激変中!　理系の東京工業大学　女子枠導入!

大学及び入試が激変中!　理系の東京工業大学　女子枠導入!
ダイバーシティ＆インクルージョンの推進を目指して2024年度入試から順次実施!

先日来、大学入試が激変中とのお知らせをしてきましたが、その具体例として、今日は、理系の名門校である東京工業大学の改革をお知らせします。
東京工業大学は、2024（令和6）年4月入学の学士課程入試から、総合型選抜および学校推薦型選抜において女性を対象とした「女子枠」を導入します。
2024年4月入学者の入試では4学院（物質理工学院、情報理工学院、生命理工学院、環境・社会理工学院）で新選抜を開始し58人の女子枠を導入、2025年4月入学者の入試では、残りの2学院（理学院、工学院）で新選抜を開始し85人の女子枠を導入します。
最終的に、全学院の女子枠の募集人員は計143人になり、これは学士課程1学年の募集人員1,028人の約14%に相当します。
女子枠の導入は、東京工業大学が強力に推し進めているダイバーシティ＆インクルージョン（D&I）の取り組みの一環です。現状、東京工業大学の学士課程の女子学生比率は約13%と低く、今回の入試改革は、女子学生比率の向上を飛躍的に加速させるための大きな挑戦です。この取り組みと一般選抜などでの合格者を合わせ、全ての学院で女子学生比率が20%を超える見込みです。これに加え、あらゆる学生が充実した大学生活を過ごすための施策を同時に行うことでさらに比率の改善が進み、自律的に偏りが改善していくことを目指す。その結果、多様な個性を持つ人々が対話し教育・研究の現場で新たな考えや発想を生みだし、さまざまな社会課題を解決に導くD&Iを実現。
以上、東京工業大学ホームページより抜粋
少し古い情報ですが・・・
追加情報：奈良女子大　令和4年(2022年) 日本の女子大学史上初工学部工学科誕生へ
他にも女子枠を設けている国公立大が出てきています。
この変化をどうとらえて、現場の進路指導に生かすかが、これからの塾の指針となると当教室では考えています。女子の理系進出当たり前のはずですが・・・
　　　　　　　　　　　　　　変化は常なりと考える塾屋より