転 塾
転 塾
最近、入塾される方で、転塾されている方がかなり増えてきました。では、どのような理由で転塾されることになったのでしょうか?40年ほどの塾歴の中で、入塾時の転塾理由を思い出して、箇条書き風に列挙してみます。以下の内容は、私たち塾屋にとって両刃の刃となるものです。自戒を込めて書かせていただきます。
・進路が合わない(早すぎる・遅すぎる)
・塾の先生との相性が合わない
・もっと学校に寄り添った授業をしてほしい
・先生が甘すぎる・厳しすぎる
・宿題が少ない・宿題が多すぎる
・連絡事項の内容・方法・タイミングが雑
・ハラスメント的な叱責がある
・定期テストは伸びたが、実力テストはもう一つ
・入試情報が入ってこない
・進路指導のアドバイスが少ない
・オプション授業が多くて思わぬ出費が多い
・相談内容に対する応答がずれている
・塾主導の進路指導がきつすぎる、自分で志望校を選べない。
・自分の志望校の過去問指導がない。
・えこひいきがある。特定の生徒に優しい等。
:付録、転塾時にあるトラブルや行き違いの例
・塾の授業料の締め日を過ぎて退塾の意思表示は、もう1か月在籍するというルールの塾が多いので、締め日は確かめておいたほうが良い。
・講習会と通常月の授業料が合算請求となるときは授業料の締め日に注意。講習前の退会であっても、講習会分の返金不可の場合が多い。
・退塾時に、過度の引き留め工作や生徒に対する教師のハラスメント的なことが起こりやすいので注意しましょう。
・退塾の意思表示は極力保護者の方から伝えるようにしましょう。生徒だと、過度の引き留め工作があるかもしれません。
・その際、必ず書面の退会届(退塾届)を提出しましょう。
・教材費は高額で返金不可の場合が多いので注意しましょう。(特に1学期)
*上記の退会時の留意事項は、しっかり在籍塾の担当と話しこんだうえで確認することが大切です。結局、締め日関係が多いので、締め日チェックは重要?
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塾歴40年小・中・高・大学すべての受験指導経験ありの塾屋より