私立大学の一般選抜(昔ながらの一般筆記入試)の大学合格者は50%を切り始めた!

私立大学の一般選抜(昔ながらの一般筆記入試)の大学合格者は50%を切り始めた!

またまた、大学受験の話です。保護者の方の世代は、ほとんどが、一般筆記入試で、大学入試を経験された世代だと思います。その世代の方々からすると、大学附属の高校やスポーツ推薦での大学進学以外は、ほぼ一般筆記入試での進学であったように思います。
 何回かお話ししましたが、現在は、半数近くが、学校推薦型選抜(公募推薦・指定校推薦等)か総合型選抜(旧AO入試)で進学し、残りの半数が一般選抜での進学となっています。
 さらに、指定校推薦に強く、授業料無償化になった私立高校の台頭により、一般選抜は、ドンドン減ってきています。さらに、総合型選抜(一般選抜ではない)での大学入学者も有名国公立で増え始めています。
特に、公立の上位校を卒業された保護者の方ほど、ビックリされています。
学習指導要領の改訂により、今年度の高校1年生から科目の名前もがらりと変わっており(世界史・日本史が歴史総合?)2025年度から共通テストの内容も大きく変わるようです。
時代は、知識のインプット(教科学習)の時代から、思考と理解を伴ったアウトプット(教科にとらわれない探求学習)の能力が必要とされる時代がきているようです。最近よく聞く言葉に「探求学習」があるので、この言葉について少し説明します。

探求学習とは?:
 生徒自らが課題を設定し、解決に向けて情報を収集・整理・分析し、まわりの人と意見交換・協働したりして進めていく学習活動のこと。探究学習では、生徒の思考力や判断力、表現力などの育成が目的。小学校や中学校は「総合的な学習の時間」高等学校では「総合的な探究の時間」において、探究学習を導入した授業を行っている。
 答えのない不透明な時代を迎え、みんなが模索する時代になり、塾も今まで通りの運営(とにかく勉強!)で立ち行かなくなってきています。その意味で、常にアップデートすることがベテランの塾人こそ必要だと私たちは考えています。その意味で、我々は定期テストの点数アップ(定期テストがなくなりつつあります)・いい高校に入ればとの近視眼的な指導で終わらずに、大学の入試や就職まで見通した進路指導のキャリアアップに励むべきだと日々思っています。
最後に、高校合格がゴールではありません!その先を見据えることが重要です。
変化に対応できるものが生き残ると確信している塾屋より

成績UP実績
  • 無料体験学習申込み受付中