小学生からの英検受検 意味ありますか?
小学生からの英検受検 意味ありますか?
昨今、英検・英検ってうるさいようですけど、どういうことなのでしょう?
今日は、なぜうるさく言い出したのか、英検を取り巻く現状(入試時の特典等)と
今後どうしたらいいのかについてお話させていただきます。
まず、英検協会が推奨している各級の目安についてです。
・5級→中学初級程度
・4級→中学中級程度
・3級→中学卒業程度
・準2級→高校中級程度
・2級→高校卒業程度
・準1級→大学中級程度
・1級→大学上級程度
次に、過去に当教室の英検情報まとめ(過去ホームページ掲載分)を再度掲載します。
英検3級読替対象校
あべの翔学・大阪産大附属・金蘭会・香里ヌヴェール学院・樟蔭・城星・プール学院・
箕面学園・箕面自由学園 以上9校
一部例:大阪産大国際科グローバルコース 3級70点読替
英検準2級読替対象校
あべの翔学・大阪産大附属・金蘭会・香里ヌヴェール学院・樟蔭・城星・プール学院・
箕面学園・箕面自由学園・大阪学芸・大谷・関西大学北陽・常翔・羽衣学園・明星 以上15校
一部例:近畿大学付属 英語特化 65%
明星 70点
以上、現状わかる範囲で書いてみました。
詳しいことは、学校か当教室にお問い合わせください。
情報の早期入手と学力アップは入試合格の両輪です。
ご存じですか?東大阪市英検受験料補助について
東大阪市の公立小・中学校に通学している方への連絡です。
東大阪市では、公立小・中学校に通学している生徒が英検を受験する場合、その料金の半額が補助されるそうです。原則は第二回検定のみで、一人につき、年1回補助(受検料額,全額支払い後、半額通帳に還付)を受けることができるそうです。
注意:補助申請の窓口は学校になります。
ホームページは令和4年英語検定受験料補助について-東大阪市で検索可能です。
英検を取得すると、何が有利?
ほんの一例:
【中学入試】
・清風南海高校→SG入試 準2級20点、2級35点、準1級50点 加点
・西大和中→英語重視型B 2級50点、準1級75点、1級100点 加点
・大阪女学院中→3級 国際特別入試受験資格(国算教科書レベル)
【高校入試】
・私立高校→入試条件、加点、入学金・授業料免除など多数
・公立高校→2級 英語80%得点保証
【大学受験】
・立命館大学→センター利用 準1級 英語 満点
・近畿大学→2級 70%、2級A85%、準1級 100% 得点保証
・大和大学→2級 70%、2級A85%、準1級 100% 得点保証 ※上記は一例
最重要ポイント:
このように、高校程度の知識を要すると、英検協会が言っているにも関わらず、公立高校文理科は、2級→高校卒業程度のレベルの合格を英語80%得点保証の条件としています。
にもかかわらず、学習塾業界は、学校準拠の進度に合わせているため、中3時点での
2級合格は困難となり、かなりの有名な集団型進学塾で英検2級合格者が、英語のみ
他塾に通っているのが現実です。中3になってから英検2級合格を目指すのはかなり困難です。
小学生から少しずつ受験し始めることが重要ではないでしょうか?
学校進度準拠型あるいは、5教科均等指導型、いずれにしても、英語を囲む教育環境
に対応しきれていない集団型塾では、完全な受験対応は難しくなりつつあります。
長々と、思いつくまま書き連ねましたが、まとめると、英検をはじめとして、最近の
受験に対応するには、早期の情報把握と着手が重要と考えます。
教育資金的に見ても、情報把握と着手が遅いと早いでは、大学卒業時までに100万円以上の差がでることもあるかと思います。
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