大学入試、年内の学力試験実施を容認へ!公募推薦入試、存続の方向に!

大学入試、年内の学力試験実施を容認へ!公募推薦入試、存続の方向に!

大学入試の実施ルールを検討する文部科学省の協議会が13日に開かれ、今年9月以降に実施される総合型・学校推薦型選抜(年内入試)から、従来は認められていなかった基礎学力を測る試験の実施を容認する方向となった。面接や小論文などと組み合わせることが条件。文科省が6月頃に通知する大学入試の実施要項に盛り込まれる見通しだ。

 現行の大学入試ルールでは、主に学力試験で選抜する一般入試は「2月1日から」と定められている。しかし昨年秋、一部の私立大が事実上、学力試験のみで選抜する年内入試を導入。「一般入試の前倒しだ」との批判が相次ぎ、文科省は昨年12月、学力試験の期日順守を全大学に通知した。

 ただ、受験生の基礎学力確認のため、年内入試で学力試験を課してきた大学は多く、文科省が高校や大学の関係団体に、入試ルール改定について意見を求めていた。

 13日の協議会には高校や大学の関係者が出席。年内入試では、高校の調査書や推薦書の内容に加え、「小論文や面接、実技など2種類以上の評価方法を組み合わせる」「評価方法の一つとして、基礎学力を把握する試験を認める」とのルール改定案が示され、了承された。

参考:読売新聞オンライン(3月14日)

公募入試存続により大学併願の途が残されたことを喜ぶ塾屋より

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