塾歴40年のT浦先生の独り言0527
チラシの塾あるある質問の答えに近年激変する入試情報「ご存じですか?」などを書かせていただく予定です。
原則毎週金曜日にさせていただきます。
今回は、定期テストの勉強はどうしたらいいんですか(?中学編)の答えになります。
① ご存じですか?(近畿大学合格実績の推移)
2010年度 2022年度 2010年度 2022年度
北野 26 20 清風 166 329
茨木 21 53 明星 115 210
豊中 71 164 四天王寺 64 124
大手前 38 139 大阪女学院 21 21
四条畷 30 194 清風南海 53 100
天王寺 33 94 大阪桐蔭 78 145
高津 59 215 桃山学院 115 335
生野 39 260 近大附属 150 96
三国丘 23 128 清教学園 72 254
岸和田 103 280 開明 57 98
※サンデー毎日からの抜粋
② 定期テストの問題は誰が作る?
先生がテスト問題を作るとき、何を考えて作るでしょう。自分が教えたことがわかっているか?を知りたいはずです。ということは、先生が配ったワーク・プリント・ノートや授業で話したことから出題されるはずです。どこの学校でも、テスト前に試験範囲の課題がでます。そこから出題されるのに、提出日直前に答えを写しているようだと点数をとれるはずがありません。塾からも試験範囲の問題集やプリントで勉強します。
そこで提案です。学校の課題の問題と塾で出される問題どうしでよく似た問題を探してみませんか?誰が作っても大切なところは同じです。ここに的を絞って勉強すれば、点数は上がってくるはず。特に、何をどうして勉強したらいいかわからない人にお勧めです。
もう一度言います。定期テストの問題は学校の先生が作ります。
③ テストの受け方も大事❕
テストに臨む前とテストの最中に、作戦を立てることも大切です。いつも20点の人が、急に100点を取ろうと思っても、無理な話で、経験のない人が、野球でいきなりホームランを狙うようなものです。
まず、どの範囲の問題?どのレベルの問題?に重点を置くのか?少し怖いけど、どの範囲の問題?どのレベルの問題?を後回しにするか?を決めておきます。野球でいうと、狙い球を絞ります。その際、塾か学校の先生にアドバイスを受けてみるのも良いと思います。(事前の得点計画)
次に、テストの最初に、重点を置いた範囲と似通った問題から解いていきます。テスト時間の半分を経過したころ、後の半分の時間をどうするのか考えます。例えば、このまま難しい問題に挑戦し続けるか?易しい問題を解きつつできた問題の見直しに時間を使うかの作戦を立てます。(答案作成能力)
*次回はテスト終了後の考え方について書いてみたいと思います。また、「ご存じですか」というタイトルで小中高大学短大専門学校の受験・就職情報もお知らせしていきたいと思っています。
*T浦先生略歴
大手進学塾在籍40年、塾部門運営部長、幼児・個別・家庭教師部門長、企画室長