入学おめでとうございます。新小1・中1・高1・大学1年の皆さんへ 新学期の注意事項ですよ~常に先のことを考えて!
入学おめでとうございます。新小1・中1・高1・大学1年の皆さんへ
新学期の注意事項ですよ~常に先のことを考えて!
新小1・中1・高1の皆さんそして保護者の皆さん。まずは、ご卒業・入学おめでとうございます。全員が夢いっぱいで、学校の校門をくぐり、桜の木の下や校門前で喜びいっぱいの記念写真を撮られる日はもう間近だと思います。
なのに、数年たつと、こうしておけばよかったとか、しなければよかったとかの話が出てきます。こうすればうまくいく、話は、ここかしこで飛び交っているようなので,そこで、今日は、新小1・中1・高1でよくある失敗の話をしてみます。
◎新小1編
まず、いろんな習い物が綺羅星のごとく並んでいて、すべてを習わせたいのが親心かと思います。基本は、体を使う系の習い物から始めましょう。勉強は、少し後回しでもよいかと思います。しかし、その習い物をいつ卒業するか?というビジョンのないままに進めると、高学年になり、勉強のウエイトが大きくなったとき、切り替え時を見失うことになります。書道・格闘技・そろばん・水泳等の先生か師範になるのなら別ですが・・・
極端なことを、塾の身勝手から言いますと、分数の計算はそろばんでは困難ですし、平泳ぎ・クロール・背泳ぎ・バタフライの4泳法ができれば、水泳の選手を狙わないのなら?入学試験に楷書でなく達筆とはいえ、草書で書くのも?
特に、中学受験を意識しておられるご家庭は、上記の問題は、かなり重要です。
平日すべて習い物というのは、考えもので、友達ができなくなるかもしれませんし・・・
◎新中1編
まず、中学の生活リズムを確立させましょう。中学校に入ると、クラブ・塾をはじめ
小学校時代とは比べものにならないぐらい忙しくなります。
例えば、塾に通いだしたとしたら、ふつうは、7時から10時ぐらいまで週3回拘束されます。学校のクラブには、朝練があったりします。その生活が、突然始まるのです。
こんな状況は、保護者の皆さんのころにはなかったことかもしれません。
そこで、提案です。塾やクラブを少しタイムラグをつけて始めさせてやってください。いきなり、全部を同時期に始めるのは、危険かもしれません。少しずつ開始時期をずらしてあげるのが大切かもしれません。
例えば、塾の受講科目を絞って通塾開始するのもいいかもしれません。深夜にわたるスマホは制御したほうがいいと思います。
ただし、覚悟して、有名進学塾や有名私立中学に入った人は、頑張ってもらわないといけないかもしれません。
◎新高1編
高校に進学した瞬間に、気を抜いてしまう生徒が多いのは、昔も今も変わりません。
先日来、伝え続けていることですが、高校合格がゴールではないことを伝えることが重要だと思います。
高校に進学してからも、近隣に指導する塾が大手予備校を除き少ないのも原因かもしれませんが、高校進学と同時に、悪い意味で解放される生徒が多いことも原因のようです。
いろいろ夢も多いと思いますが、まずは、日々の授業の理解と最初の中間テストの結果を整えることが大切かと思います。評定最低4以上を狙いたいところです。
文系でも、数理の手を抜かないことが重要です。
指定校推薦を狙うなら1学期からと伝えるのも重要かもしれません。(指定校推薦の評価期間は高1の1学期から高3の1学期までの7学期であり、高1の1学期をさぼると、14%指定校推薦のチャンスを失う)ことも伝えておきましょう。
最近、怖いのは、中堅公立高校を中心にアルバイトをしたがる高校生が増えてきていることです。もし、どうしてもしたがったら、定期テスト直前は、必ず休めることとしっかり早い目にバイト先にシフト表を出すことが大切だと伝えるようにしましょう。
大学入試の仕組みが激変していることもしっかり伝えて、気を引き締めて高校合格がゴールではないことを伝えることが大切です。
*最近は、受験情報の少ない他塾の生徒さんの教育相談も受けています。
大手進学塾で小中高の集団・個別指導の部門長および講師経験者の塾歴40年の塾屋より