今日も公立高校受験の話をしましょう! 2022年8月9日号
今日も公立高校受験の話をしましょう!
久しく、公立高校の入試の話をしていなかったので、今日もその話をすることにします。
昨日、書かせていただいたように、中1から中3までの成績が公立高校の入試に反映されます。
本日、強調したいのは、各地域の中堅の公立高校普通科のほとんどが、1クラス減になっていて、その影響で合格のために、要求される内申点がことごとく上がってきているという現実です。
たとえば、上記のような公立高校は、かつては、通知簿4が半分残りが3くらいで十分合格(保護者の方の時代)できていたのが、今では、ほとんどが通知簿4に揃えないと、合格が怪しくなってきています。この時点で、それらの高校のOB・OGの保護者さんびっくり!
そこで、具体的な話をすると、英数国理社の5教科は、4だけど、実技4教科は、全て
3、下手をすれば、2が混じるような生徒さんの合格は、難しいということになります。
私たち塾の人間は、ともすれば、英数国理社の指導、特に英数の指導に力を注ぎがちで、バランスのとれた通知簿の得点の推移・計画に注力できずに、中3の通知簿を見て慌ててしまうことがあります。とりわけ、実技4教科の点数には注意が薄れがちです。猛省!
内申点が整っていない生徒さんの学力をいくら上げても志望校の合格に追いつかない場合もあるということです。
あくまで、公立高校はバランスの取れた成績の子に有利な受験であるということを忘れずに、中学生活を送りたいものです。
あ、そうそう、実技4教科の宿題・提出物はできていますか?