今日は公立高校受験の話をしましょう! 2022年8月8日号

  

今日は公立高校受験の話をしましょう!
久しく、公立高校の入試の話をしていなかったので、今日はその話をすることにします。
 特に、大阪の公立高校出身の保護者特に第一子のお父さんお母さんと公立高校のお話をする時が大変です。
 まず第一に、保護者の方の頃の公立高校入試は、中学3年の通知簿を整えれば、公立高校入試に対応できたのですが、今は、中1・中2・中3の通知簿が2・2・6の割合で計算されます。ですから、中3になってにわかに頑張っても間に合わない場合があることを、意外にもご存じない方がおられます。
 第二に、少子化に伴い、定員割れが続いた高校から廃校・統合がなされています。加えて、クラスを減らすという処置もなされてきました。その時の保護者の方のお話でよく出るのが、「成績の悪いうちの子供でも、~高校なら届くでしょう?」「いえいえ、その学校は廃校になり統合されました。」「え~っ!」とか、「~高校ならこのくらいの成績で届くでしょう?なぜなら、私がそれで合格したから。」「いえいえ、クラスが1クラス減らされたので、かつてのような通知簿では足りなくなっています。」「え~っ!」という具合の会話が第一子のお子さんの塾の懇談時によく見受けられます。
 第三に、私立の様子が、ここ数年で目まぐるしく変わっているので、公立高校の併願私立のパターンが大きく保護者の方の頃と大きく変わっています。またまた、保護者の方のお話でよく出るのが、「なんでうちの子の併願高校が~高校なんですか?」「最近~高校は伸びてきて、併願校に~高校を受験されます。なんでしたら、進学実績含め、ホームページ等で確認しましょう。」「う~ん、それでは、~高校を併願校で行きましょう。」

 第一子の保護者の方からすると、上記のような話は、少しは耳にしていたが、いざ、当事者になってみると、びっくり!というのが現状のようです。

 加えて、私立高校の授業料無償化以降、大阪の入試事情は大きく様変わりしています。
これから以降も、小学・中学・高校・大学受験の変化の激しい様子を逐次お伝えしていきますが、保護者の方々も、お忙しい中、情報収集よろしくお願いします。
 これからの入試は、学力アップは必然、加えて、適格な情報収集とそれに基づく判断が大切な時代が来ているようです。独断での判断は、危険かもしれません。
ご一緒に勉強していきましょう。教育進路相談随時受付中です。

いつもの塾歴40年のT浦先生より

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