小学生の算数の勉強法
小学生の算数
まずは何と言っても、「毎日算数の勉強をする」という習慣付けが大切です。
小学生の高学年の頃から毎日「1時間」、算数の勉強するのが目標になります。
30分間は宿題や問題演習に費やし、残りの30分間はこれまでのミスした問題に再度チャレンジする時間に当てると、とても効率の良い反復練習になります。
気持ちが乗らない時は、薄いドリルや簡単な計算問題をまず5分間解いてみましょう。
すると脳の側坐核が刺激されて、ドーパミンが分泌されます。
他の問題を解こうとする「やる気」が湧いてくるのです。
「やる気は自分で高める」ことができます。
ミスした問題も繰り返し練習することで、問題に対する「反応速度」が上がっていきます。
反射的に答えを求めることができるようになるのです。
小学生の頃の学習はこの繰り返しです。
繰り返しチャレンジしていくことで、確実に定着していきます。
中学生に向けて強化したいポイント
分数や小数の計算につまずくと、中学生の数学にも影響を及ぼしますので、必ず小学生の時期に正確に計算できるようにしましょう。
「速さ」に関する単元や、「割合」に関する単元は、苦手意識を持つ生徒が多いです。
中学生の数学では、方程式の文章題で出題されることになります。
「どうしてここで割り算するのか」、「どうしてここで掛け算するのか」といった根本的な部分まで理解できるようになりましょう。
図形問題では、角度は得意なのですが、複雑な図形の面積や体積になると正答率が大きく下がります。
答えを導くまでの道のりはいろいろ考えられますので、ひとつのやり方にこだわらず、もっと「速く」「簡単に」解く手順にも興味を持ちましょう。
解法の引き出しが多くなると、それだけ発展問題に対応できるようになりますし、算数を楽しく感じることができます。
算数は解けると楽しいし、解けなければつまらないという、とてもシンプルな科目です。
解ける問題を増やし、解ける経験をたくさん積むことで、算数を楽しく勉強できるようになります。
この成功体験が、難問にチャレンジする精神を養うのです。中学生、高校生の数学の勉強にも必ず活きてきます。
わからない問題は、じっくり考えるのも大切ですが、時間の効率もあるので、先生や講師に質問することもバランス良く行っていきましょう。
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