2020年第2回英検1級ライティング問題分析
2020年第2回英検1級エッセイライティング問題分析
2次試験:7月3日(日)
試験まで5日となりました。英検2次試験の勉強はいかがでしょうか?英検2次試験に向けて、今回は2020年第2回英検1級ライティング問題を実際使って、ライティング問題の解法を示します。
英検1級2020年度第2回ライティングトピック
『賛成か?反対か?:世界的な人口過剰は、人類の未来にとって深刻な脅威である。』
前回6/23(木)のブログでも記載させていただきましたが、英検1級ライティングを書くためには、3つのキーワードを自分で考えて書いていかないといけません。上記のトピックの場合、まず【人口過剰】という言葉から、①環境的観点、②経済的観点、③資源的観点、の3点を瞬時に読み取り、賛成意見で述べていく必要があります。
次に3つのキーワードですが、①環境的観点(the perspective of environment)から【環境悪化(environmental degradation)】、②経済的観点(the perspective of economy)から【財政負担(financial burden)】、③資源的観点(the perspective of resource)から【慢性的な食糧不足(chronic food shortage)】、の3つのキーワードを書くことが出来ます。後は、これら3つのキーワードを盛り込んで、それぞれのキーワードに対するアーギュメントを書けば、ライティングが完成します。繰り返しますが、英検1級ライティングを書くポイントは、瞬時に出題されているトピックの言葉を一つ一つ丁寧に見て、言葉の裏にある意味を見抜くことです。
英検1級保持者は主に教員採用試験で英語の科目が免除となり、上位の国公立大学や私立大学の総合型選抜でも有利となり、受験者も増えてきているため、今後の英検の勉強の参考にしていただければ、幸いです。
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