2021年第3回英検準1級所感
2021年第3回英語検定試験、大変お疲れ様でした。英検の受験生の皆さん、手ごたえはいかがでしたでしょうか?私も、2021年第3回英検準1級を解きました。
以下に所感を述べさせていただきます。
【所感】
リーディング:(1)patriot(愛国者)は初学者は難。
(4)eccentric(風変わりな)初学者は難。
(6)vocation(天職):TOEIC頻出。TOEIC受験者は得点可能。
(7)gulp(ごくごく飲む)は難ですが、2011年第3回でがつがつ食べるの意味で出てるため、2回目の出題。
(15)deceive(だます)頻出
(19)summon(招集する)頻出
(20)retreat(後退する)頻出
(22)round up(手荒く扱う)意味が分からなくても消去法で選択できます
(25)fall back on(~に頼る)2009年第1回で出てるため、2回目の出題。
長文読解は、『カリギア』、『エディーコリーの友達』、『茶色の死体』は、文章的には標準。
ライディング:人々は動物から作られる商品を使うのをやめるべきか?という題材で、賛成意見で、動物の権利と絶滅危惧種の2つのキーワードを使って根拠の理由を書くほうがライティングは書きやすいと感じました。ちなみに、2018年第1回で『動物園で動物を飼育することは容認できるか?』というトピックでも前述のキーワードの2つが出ていたため、今回のライティングは、2018年第1回の変形であると考えられます。
リスニング:第2回と同じく、一番難しかったと思います。ただ、1級の下の級ということもあり、昔の過去問から1~2題出題されていました。ただし、その過去問も2007年度などの問題のため、難しかったと感じます。しかし、過去問演習は大事であると痛感しました。
今回の英検準1級は、初学者と複数回受験者で明暗が分かれると考えられます。今後の参考にしていただければ幸いです。
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