2023年第3回英検2次試験総括

2024春期折込チラシ
英検準1級取得者の若林です。

1級:難化傾向。合格率は約30~40%と予想。1次試験が従来よりも易化結構であった分、2次試験は受験者が事前に準備した内容を超えた内容が出題されたため、背景知識も含めて、事前の2次試験の準備が出来ているか、また、1分間の間で、過去問のニュアンスを見抜いて、1つのトピックを選ぶか、が合否の鍵を握ると考えます。

準1級:難化傾向。面接カードを見ないNo.2~No.4の質問については、新作問題が多く見受けられたため、受験者も回答に戸惑ったようにも考えられます。対策としては、『英検準1級面接大特訓』(Jリサーチ出版)をしっかりと読みこみ、面接官とのやり取りの中で、いかに機転を利かせて答えることが出来るか、が今後の合否が決まると考えます。

2級:前回の第2回英検よりAI採点が導入され、また、リニューアル前の最後の英検ということもあり、1次試験の合格者は多かったと考えます。しかし、2級から3コマスピーチが入り、AIの代わりにネイティブが2〜3名面接官として入ってきているため、スピーチが出来れば、合格者は前回よりも増えると考えます。

準2級:前回の2023年第2回で合格者が多かった分、1次試験に関しては、合格者数を抑えられたと考えます。前回の第2回英検よりAI採点が導入されたため、AIの代わりにネイティブが面接官として入っているので、1次試験合格者は、ネイティブに内容が伝われば、合格できると考えます。

3級:従来どおりのレベル。前回の英検よりAIの代わりにネイティブが面接官として入ってきているため、簡単な英会話レベルであれば、ネイティブに内容が伝われば、合格できると考えます。

リニューアル前の最後の英検ということで、合格者数は多数出ると思われたが、全体的には合格者数は抑えられた感じがします。2024年度リニューアル英検については、2級までは受験する人はいると考えますが、1級・準1級については1次試験に要約問題が入ることが受験者によってプラスになるか、受験を諦めるかの2極化になると考えます。今後の英検学習に活かしていただければ幸いです。

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