2022年第1回英検準1級 語彙問題分析

英検準1級取得者の若林です。2022年度第1回英語検定試験、大変お疲れ様でした。
私も2022年度第1回英検準1級問題を解きましたので、今回特に難しいという声を聞きました語彙問題について、下記に解法を示します。

(1)空所の後のShe said that he was clearly very sorry for his crime.(彼の罪に対してとても申し訳なく思うのは明確であると裁判官は言った)の言い換えより、mercy(慈悲)。裁判の話なので、情状酌量のイメージが出来れば選べる問題。標準レベル語彙。
(2)空所の後のvery calm and rarely gets angryの言い換えより、temperament(気質・気性)。temper(かんしゃく)をイメージ出来れば選べる単語。
(3)(       ) your shouldersとの語感の結びつきより、shrug(~をすくめる)。shrugが分からなくても、消去法で導き出せる問題。
(4)空所の後のMost hotel quickly get fully booked.(ほとんどのホテルがすぐに予約でいっぱいになった。) との語感の結びつきより、vacancy(空室・空き)。英検準1級基本単語かつ過去出題。
(5)The detective (       ) the gang member for hours(探偵は何時間もそのギャングを…)との結びつきその後のtrying to get information from himより、interrogated(~に尋問した)。英検準1級基本単語かつ過去出題。
(6)空所のすぐ後のby wrapping a bandage tightly around the injury(怪我の周りにきつく包帯を縛ることによって)が最大のヒント。compression(圧縮)。やや難。
(7)空所のすぐ後のmy adviceとの結びつきより、heeded(~に従う)=paid attention to~。難。
(8)attracting more (       ) customersとの結びつきより、affluent(裕福な、豊富な)。英検準1級基本単語。
(9)a few (       ) errorsの結びつきより、trivial(些細な、つまらない)。英検準1級基本単語。
(10)空所の後のHe had really wanted to continue playing.(彼は本当にプレイし続けたいと思っていた。) との結びつきより、enviously(うらやましそうに)。
(11)(       )his view of the mountains beyond the cityとの語感の結びつきより、obstruct≒prevent(~を妨害する、ふさぐ)。英検準1級基本単語。
(12)remove the (       ) with soap and waterとの結びつきより、stain(汚れ・しみ)。英検準1級基本単語。
(13)空所の前のcontinued for a yearの言い換えより、prevail(普及する、流行する)。英検準1級基本単語。
(14)as a (       ) for introducing strict new lawsの結びつきより、pretext(口実として)。英検1級レベル単語。難。
(15)空所の後のHe told them repeatedly(その容疑者は警察に繰り返し言った)が最大のヒント。assert(~と断言する)。英検準1級基本単語。
(16)空所の後のmistakes from their workとの語感の結びつきより、eliminate(~を排除する)。英検準1級基本単語。2019年第1回で、elimination of homeless(ホームレスの排除)で出題。
(17)空所の後のthe moneyの言い換えより、ransom(身代金)。英検準1級基本単語。
(18) prestigious university(名門大学)。英検準1級基本単語。
(19)空所の後のwithout being noticedの言い換えより、disguise(変装する)。英検準1級基本単語。
(20)空所の後にあるeager to helpの言い換えより、devoted(献身的な、没頭して)。英検準1級基本単語かつ過去出題。
(21)空所のすぐ後のhis dietとの結びつきより、modify(~を修正する)。英検準1級基本単語。
(22)空所のすぐ後のtraining our newest employeeとの結びつきより、 contend with(~に対処する、取り組む)。英検準1級基本イディオム
(23)空所のすぐ後ろのthe lieとの語感の結びつきより、fall for(~に夢中になる、だまされる)。fall for the trick(ペテンにひっかかる)も重要。英検準1級基本イディオム。2019年第1回出題で、2回目の出題。
(24)the CEO (       ) his planとの結びつきより、mapped out(~の計画を立てる)。英検準1級基本イディオム。
(25)空所の前のshares(株式)が最大のヒント。betted on (~を請け負う、当てにする、賭ける)。bet(~を賭ける)の知識で解ける問題。

今回の英検準1級は、多くの受験者が難しかったという声を聞いております。特に、語彙問題(1)~(10)で戸惑いを見せた受験者が多かったのではないでしょうか。
今後の参考にしていただければ幸いです。

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