2022年第1回英検1級2次試験トピック⑬

2022年第1回英検1級2次試験トピック⑬
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英検準1級取得者の若林です。

【犯罪者の家族が受ける社会制度についてもっと重視されるべきか?】

以前からお伝えしているように、英検1級のライティングおよび面接は3つのキーワードを自分で考えて出さないといけないため、非常に難しい試験となっています。上記のトピックの場合、ポイントは、【社会制度】と【犯罪者の家族=マイノリティ】。このトピックは日本中を震撼させた安倍元総理銃撃事件を受けて、試験作成者が急遽作ったトピックであると考えられます。まず、【社会制度】という言葉はサポートするという意味社会制裁を与えるという意味のどちらも捉えることができます。どちらの意味で捉えたらよいかを決めるのが【犯罪者の家族=マイノリティ】になります。今、世界でも加害者家族の補償について問題として取り上げられているという観点からも、勉強中の私なりの見解として、賛成意見で、①【人権】、②【プライバシー】、③【社会】、の3つの観点から考えています。また、過去問からもモデルスピーチがなく、時事問題でもあるため、難易度は一番高いと考えます。

【人権】の観点から、加害者家族に対するさらなる社会制度は、【基本的人権】を広めることに貢献する。

【プライバシー】の観点から、加害者家族に対するさらなる社会制度は、【不名誉と差別からの苦しみを軽減】する。

【社会】の観点から、加害者家族に対するさらなる社会制度は、【家族の人生を守る】ことが出来る。

の、3つをキーワードとして挙げることが出来ると考えます。このトピックは、時事問題であり、また、犯罪トピックと人権トピックの融合トピックであるため、英検だけでなく、教員採用試験の論述式でも、日頃から時事に対して自分の意見を持つことが大切であると考えさせられました。

私が入手した範囲内での、2022年第1回英検1級2次試験のトピックの紹介は以上となります。英検1級保持者は主に教員採用試験で英語の科目が免除となり、上位の国公立大学や私立大学の総合型選抜でも有利となり、受験者も増えてきているため、今後の英検の参考にしていただければ幸いです。

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