0421 昨日に引き続き、人口のお話を・・・

 昨日に引き続き、人口のお話を・・・
第一次ベビーブーム
日本では1947年から1949年にベビーブームが起きた。この3年間は出生数が250万人を超えており、合計すると約800万人程度の出生数。1949年の出生数269万6638人は戦後の統計において過去最多、この出生数は2019年の出生数86万5239人の約3.1倍。この期間に生まれた人々は団塊の世代と呼ばれる。
第二次ベビーブーム
1971年から1974年までの出生数200万人を超える時期を指す。1973年の出生数209万1983人がピーク。この出生数の増加は第一次ベビーブームと違い、合計特殊出生率の増加が伴われない出生数の増加である。この期間に生まれた世代は団塊ジュニアと呼ばれることが多い。
この第二次ベビーブームに乗っかって成長したのが、塾・予備校業界で、その当時のコンセプトは、とにかく頑張れ、とにかく競争に勝て、できるだけいい高校に、できるだけいい大学に、そうすれば幸せになる❕という単一的な価値観のみのスタートでした。(かくいう私もその時代に塾屋として本格的にスタート)
 しかし今は、・・・? 昨日も書いたように、「今の子供たちの 65%は、大学卒業時に、今は存在していない職業に就く 。“今後 10~20 年で、雇用者の約 47%の仕事が自動化される」 (文部科学省教職員の指導体制の在り方に関する懇談会提言より抜粋)。このような激しい変化の時代を迎えています。
 「強い者、賢い者が生き残るのではない。変化できる者が生き残るのだ。」と進化論で有名なダーウィンが言っています。
 入試から就職まで、子供たちを取り巻く環境は、著しく変わりつつあります。従来の価値観の踏襲では、塾業界も対応できないと考えています。
 アップデートすることなく、旧態依然とした考えでの塾運営は、変化する者として生き残るに値しないと考えています。
 「駕籠かきは、人力車を引かず、人力車夫は、タクシー運転手にならなかった。どちらも人を運ぶ仕事なのに?」でも、今は、ガソリンエンジン車の会社が電気自動車を、石油会社が、石油以外のエネルギーを開発販売しよう、いや、しています。

 保護者・生徒の皆さんとは、入試制度の変遷をしっかり見据えながら一緒に変化していこうと思っています。
時代の潮目が変わり始めていると確信している塾屋より

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