0407 新高1の新学期は大切ですが、不安定?

新高1の新学期は大切ですが、不安定?

 先日来、新小1・新中1・新高1の注意点についてお話ししましたが、今日はその中でもとりわけ、一番不安定な新高1の彼・彼女の定番のボヤキ・危ない考えを紹介します。
◎通学編
・学校が遠い(中学は5分で行けたのに)
・早起きが面倒くさい(中学のときより1時間も早く起きるの?)
・満員電車に乗るのがつらい(乗れないし、降りる駅で降りられないよ・・・)
◎人間関係編
・友達がなかなかできない(お昼ご飯の時寂しい)
・クラブの先輩が怖い(えっ?問答無用?)
・同級生がみんな自分より賢く見える(勉強いつしてるの?なんでそんなにできるの?)
◎対学校・対先生・授業編
・校則が厳しい(頭髪検査・スカート・ピアス・・・中学が優しすぎたんちゃう?)
・授業の進度が早い(ノート写してるのに、黒板消しちゃった)
・講義調の授業なので、違和感がある(中学の時は、もっと先生がしゃべってくれたのに)
・予習して来いって?どうしたらいい?(中学の時は、塾で学校の予習してたので)
・定期テスト対策自分でするの? (中学の時は、塾でテスト対策してたので)
・物理・化学・数学の先生は、黒板としゃべってる、わからん。(私、文系女子ですけど)
◎その他
・国公立を目指すので、うちの高校は、4年制だ(オイオイ!浪人する気かい?)
・バイトしたくなってきた。みんなもしてるし(目の前の時給1.000円に惑わされるな!)
・有名予備校に入らないと有名大学に行けないかも(まず、足元の定期テストやろ!)
・学校に行くのが嫌になりそう(どこが?何が嫌なん?話聞こうか?)

まとめ:「何を生ぬるいことを」と思われる保護者の方も思われるかもしれません。
小学校から中学校といつも地元の学校で顔見知りの同級生の中で育ってきた生徒たちにとって高校進学は、転校のようなもの。知らない生徒に知らない先生・先輩、それに早起き、難しい勉強。ストレスはたまるはず。甘やかすつもりはありませんが、この状況にいい意味で共感してあげれば、彼・彼女の気持ちは落ち着いてきます。(この場合、とにかく頑張れはとにかく危険かもしれません)
     当教室の高1生には、必ず、最近の学校での様子や、しんどいことを聞くようにしています。いや、必ず聞いています。生徒から発するキーワードは、「先生,あんな~、今日学校でな~」です。基本姿勢は、「きついことも言うけど、いつも
味方やで」です。

このようなボヤキ・危ない考えがたくさん出てくるのは、中学時代と違って、高校入学以降塾に通っていなくて水先案内をしてくれる大人(塾の先生等)がいないことも原因かもしれません。
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