0320 今、子供たちに求められる力とは?探求型学習?

今、子供たちに求められる力とは?探求型学習?

今、求められる力を高める総合的な学習の時間の展開(文部科学省より)

近年,生産年齢人口の減少,グローバル化の進展や絶え間ない技術革新等により,社会構造や雇用 環境は大きく,また急速に変化しており,さらには,新型コロナウイルスの世界的な感染拡大など, まさに予測困難な時代を迎えようとしています。 このような時代にあって,子供たちが様々な変化に積極的に向き合い,他者と協働して課題を解決していくことや,様々な情報を見極め知識の概念的な理解を実現し情報を再構成するなどして新たな 価値につなげていくこと,複雑な状況変化の中で目的を再構築することができるようにすることが求められています。 総合的な学習の時間は,探究的な見方・考え方を働かせ,横断的・総合的な学習を行うことを通して,よりよく課題を解決し,自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にしていることから,これからの時代においてますます重要な役割を果たすものです。「答えのない課題に対して,多様な他者と協働しながら目的に応じた納得解を見いだしたりすること」など,人間本来がもち合わせている価値や強みについて言及されており,「予測困難な時代に,一人一人が未来の創り手となる」ことが示されている。この文言からは,情報化や グローバル化といった加速度的に進展する社会的な変化,あるいは,誰も予測できなかった未曽有の 感染症に対峙していくような,たくましく未来を生きる子供たちを育成することが,これからの学校 教育に求められていると考えることができる。子供たち一人一人が,社会の変化に受け身で対応するのではなく,主体的に向き合って関わり合い,自らの可能性を発揮し多様な他者と協働しながら,よりよい社会と幸福な人生を切り拓き,未来の創り手となるために必要な力を育むことが 求められているのである。

一般社団法人日本経済団体連合会 2018「高等教育に関するアンケート結果」より

産業界が大学等卒業時に学生が身に付けていることを特に期待する素質、能力、知識について聞いたところ、文系、理系での大きな差は見られず、「主体性」と「実行力」が高いポイントとなっている。
今回の調査で注目すべきは、前回調査と比較して文系・理系ともに「課題設定・解決能力」がより高い順位となり、さらに理系では「創造力」も高い順位となったことである。IoTやビッグデータ、人工知能などをはじめとする技術革新が急速に発展する中、指示待ちではなく、自らの問題意識に基づき課題を設定し、主体的に解を作り出す能力が求められていることが示された。
おまけ:空飛ぶ自動車の飛行実験が大阪で行われたとか?
子供たちの就職まで並走したい塾屋より

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