0215 高校入試で指導修了の塾の生徒の皆さん! 勝負はこれからです!
高校入試で指導修了の塾の生徒の皆さん! 勝負はこれからです!
私立高校の入試、合格おめでとうございます。生徒の皆さんも保護者の方もほっと一息というところかと思います。そんな時にこんな話もなんですが、今日は、高校に進学してダメになる場合のお話をします。
まず、単純に考えてみましょう。中学より高校のほうが難しいに決まっているので、わからないところがたくさん出てきたり、勉強時間もたくさん必要なはずです。
特に、塾の指示にしたがって、頑張って入試に合格した人ほど、皮肉にも塾で指導を受けないとダメ、自学自習ではシンドイという状態になっているのではないでしょうか?
でも、卒業しても通っていた塾が高校生を預かっていないとか、保護者の方も高校に進学してまで、塾は不要と考えておられる方が多いようです。
上記のような、様々な理由で塾通いしていない高校生は、たくさんいるのが現状のようです。そのことでなにが起きるのかというと・・・
① 塾通いしていた中学時代は、必ず同じ範囲を塾で1回学校で1回、最低2回は勉強していたはずです。高校に進学して難しくなったのに、塾での1回が足りなくなった分だけ理解や定着度は落ちるはずです。(自習で予復習ができる人は別ですが・・)
② 塾通いしていた中学時代は、いろんな入試情報が入って来たが、高校進学後は、自ら動かないと入ってこなくなった。(そうこうしているうちに、あっという間に高校3年生に)
③ ということで、有名な予備校などを探したが、先払いで数十万、しかも途中解約の返金不可、入試に向けての勉強が主で今日明日の学校の勉強に対応してくれないところがほとんど。(そうこうしているうちに、あっという間に高校3年生に)
④ 塾の指導と本人の努力で何とかギリギリで通ったにもかかわらず、うれしくなって気を抜いて、1年後、落第候補生になってしまった。
⑤ 高校入試に比べて、大学入試までの入試形態は、ものすごく多岐にわたるので、それを理解したり、自分がどの入試パターンに適しているかの判断するだけの情報がなかなか入ってこない。(そうこうしているうちに、あっという間に高校3年生に)
⁂①~⑤の理由により、後悔の多い大学進学になる高校生(大学生)の話を最近たくさん聞きました。
それで?塾としてどうしたいの?
・高校入学と同時に、気が緩み、高1の1学期から評定が崩れ、(推薦系の入試は高1~高3の1学期までの7学期で決まる)指定校の望みが絶たれるので、高1への乗り上げをしっかりさせたい。
・ 入試情報を、高1段階から伝えて、情報面で乗り遅れないようにしたい。
・できるだけ、自習室での時間を増やして、自習の習慣をつけ、自分で勉強できる生徒にしたい。
・早い段階で、一般入試か?指定校推薦か?スポーツ推薦か?どのタイプでの進学が適しているか?一緒に見極め、対処していきたい。
・高校進学ですべて終了と考える生徒が多い。その後の方向(大学入試まで)を打ち出せたり、説明できる塾が少ない。大学入試情報発信基地として進路の手助けをしていきたい。
・当塾としては、高校の合格がゴールではなく、スタートだとして教科面・進路指導面で高校生活をリードしていきたいと思います。
高校合格がゴールだと思っていない塾屋より