転塾理由あるある 9月24日号

  

転塾理由あるある
 最近、入塾される方で、たくさんの塾を転塾されている方がかなり増えてきました。自分に合った塾を探すのは、重要なことですが、たいてい、順調に進学・受験を過ごされた方は、長期にわたりその塾に在籍された方が多いように思います。
 では、どのような理由でたくさんの塾を転塾されることになったのでしょうか?40年ほどの塾歴の中で、私のかかわった塾を退塾された時と入塾された時の転塾理由を思い出しながら、箇条書き風に列挙してみましょう。以下の内容は、私たち塾屋にとって両刃の刃となるものです。自戒を込めて書かせていただきます。
・進路が合わない(早すぎる・遅すぎる)
・塾の先生との相性が合わない
・もっと学校に寄り添った授業をしてほしい
・先生が甘すぎる
・宿題が少ない
・連絡事項の内容・方法・タイミングが雑
・ハラスメント的な叱責がある
・定期テストは伸びたが、実力テストはもう一つ
・入試情報が入ってこない
・進路指導のアドバイスが少ない
・オプション授業が多くて思わぬ出費が多い
・相談内容に対する応答がずれている
 *まだまだ、ありますが、自分の塾も含め身が引き締まる思いがします。
付録として、転塾時にあるトラブルや行き違いの例も挙げておきましょう。
・塾の授業料の締め日を過ぎて退塾の意思表示をすると、もう1か月在籍するというルールの塾が多いので、締め日は確かめておいたほうが良い。
・講習会と通常月の授業料が合算請求となるときは授業料の締め日に注意しましょう。
・退塾時に、過度の引き留め工作や生徒に対する教師のハラスメント的なことが起こりやすいので注意しましょう。
・退塾の意思表示は極力保護者の方から伝えるようにしましょう。生徒さんだと、過度の引き留め工作があるかもしれません。
・その際、必ず書面の退会届(退塾届)を提出しましょう。
*上記の退会時の留意事項は、それまでにしっかり在籍塾の担当と善処できるか、保護者の方が話しこんだうえで決めることが大切です。
最後に、塾も習い物の一つです。長期にわたって在籍した人のほうが、良い結果がでるようです。そのためにも、入塾時の説明と普段の相談の時間を積極的にとるようにしておきましょう。
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