英語力を効率的に伸ばす!英検とTOEICの活用法

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今回は、英検準1級とTOEICの違いや、それぞれの試験が持つ利点、そして両方を活用した効果的な学習法についてご紹介します。

■ 目的の違いを理解する
英検準1級:アカデミックな英語力を示す試験。
海外の大学での学びや、国際会議での発言、英字新聞の読解などに対応できる力が求められる。受験や進学にも有利で、総合的な英語運用能力を示す試験として評価されている。
TOEIC:就職活動や昇進など、ビジネスの現場での英語力を評価する試験。
試験では、英語での仕事の疑似体験ができる問題が多く、外資系企業やグローバルな職場で活躍するために必要なスキルを測定する。

■ 試験内容の違い
英検準1級:リスニング、リーディングに加えてライティングとスピーキングが含まれる総合的な試験。幅広いトピックが出題されるため、アカデミックな場面や実生活での応用力が試される。
TOEIC:リスニングとリーディングが中心のマーク形式試験。特にビジネス英語に特化しており、問題数が多く、時間内に効率よく解答するスキルが求められる。

■ 難易度と受験料
TOEICスコア730〜850点が準1級相当とされています。ただし、試験形式や出題内容が異なるため、自分の目的や弱点に合わせて選ぶことが大切です。
受験料は、
TOEIC:7,810円
英検準1級:10,500円(従来型) 10,600円(S-CBT)

■ TOEICで英検準1級の壁を乗り越える!
英検準1級の受験準備をする際、TOEICを活用することで、次のような相乗効果が期待できます:
1. 文法力の強化
英検準1級では長文読解やライティングに時間をかけすぎて、解答が間に合わないケースが多くあります。TOEICのPART5(文法問題)を解く練習を通じて、文法力を磨くことで、準1級でも文章理解がスムーズになります。

2. 速読力の向上
TOEICは問題数がリーディングが100問あり、限られた時間で解く力が必要です。この練習を続けることで、英検準1級の長文読解における速読力も向上します。

3. リスニング集中力の強化
TOEICのリスニングは、ビジネスの会話や情報収集が中心です。
これを繰り返し練習することで、英検準1級のリスニングでも集中力が続きやすくなります。

4. 背景知識の習得
最近の英検準1級では、ビジネス関連の話題が増えています。
TOEICで扱われるテーマに触れることで、背景知識を増やし、準1級のトピックに対する理解が深まります。

◎勉強の仕方
英検準1級に挑戦する際、TOEICを補助的に活用することで、効率的に英語力を伸ばすことができます。
例えば、次のような取り組みをしていただけると効果的です。

・文法問題に苦手意識がある場合、TOEICのPART5を重点的に練習する。
・長文読解が遅い場合、TOEICのリーディングセクションで速読力を鍛える。
・ ビジネス英語に慣れるため、TOEICの問題集を使って背景知識を深める。

これらを並行して学ぶことで、TOEICと英検準1級の両方に役立つスキルを身につけられます。

英検準1級とTOEICは、それぞれ異なる特長を持つ試験です。
受験者の目標や苦手分野に応じて、両方を上手に活用することで、英語力をさらに引き上げることが可能です。

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