英検S-CBTの意外な落とし穴について

24夏期掲示物
英検は年3回の従来型以外に、3級から準1級まで、S-CBT(コンピューターベース)というコンピューター方式で受験することが可能です。英検S-CBTは1日で筆記試験、リスニング、2次試験が受けることが出来るので、入試に必要な中学生や高校生には非常に便利です。しかも、毎月受験出来て、各回に限り、同一級を3回まで受験可能です。また、1次試験免除を利用した2次試験だけの受験も、今の英検S-CBTでは可能です。しかし、英検S-CBTは従来型の英検と同じように同等の合格証ももらえるのですが、実際に受験してみると、意外な落とし穴があります。英検S-CBTの意外な落とし穴を挙げてみます。

①入室前の持ち込み制限がある。
英検S-CBTは自宅ではなく、コンピューター室のようなS-CBT専用会場で受験します。
入室前には持ち込み制限があり、腕時計、スマホ、消しゴムカバーなどがNGです。
ポケットチェックもあるので隠し持ちは無理。持ち込み品があるとその都度ロッカーに戻されてしまい、受験前から集中力が削がれます。

②従来型と違い、英検S-CBTは2次試験からスタート。
・従来型
1次試験(リーディング・リスニング・ライティング)→1次試験合格→2次試験(スピーキング)
・英検S-CBT
2次試験(スピーキング)→リスニング→リーディング→ライティング

英検S-CBTは筆記試験・リスニングの前に、2次試験(スピーキング)からいきなり始まります。しかも、パソコン画面のアイコンに向かって話すスタイルで、各設問ごとに制限時間が設定されています。そのため、制限時間が過ぎると、解答をきられてしまいます。
対人の面接が苦手な人には英検S-CBTはお勧めですが、そうでない人には、制限時間内に解答を言い終える練習が必要です。

③従来型と違い、英検S-CBTの筆記試験は、画面上でペンの種類を変えていかないと印や下線が引けない。

④リスニングの先読みはできません。

ここまで英検S-CBTには落とし穴があるとは思わなかったと思われるかもしれませんが、逆に言えば、このルールを知っている人が圧倒的に有利です。

そのため、この4つのポイントは最低限押さえておきましょう。
英検S-CBTは、受験前の入念な下調べと慣れるための練習が合格への近道です。

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