英検1級ライティング (要約問題) 添削例

2024春期折込チラシ
英検準1級取得者の若林です。
以前、私がこのブログで投稿した解答例と英検協会の模範解答例を見比べてみます。

[私の解答例]
今日、1つの新しい資源、すなわち砂が中国で1番大きな淡水湖であるポーヤン湖で採取されている。砂の多くは上海に運ばれる。一方で、世界の砂の輸入国はシンガポールである。
しかし、土砂採取の結果が生物多様性の影響を通して物議を醸している。例えば、土砂採取により、ポーヤン湖の水位が下がり、その結果、水資源問題を招いている。
結果的に、インドネシア、マレーシア、カンボジアのような国々は、生態系保護のために、砂の輸出を禁止してきた。しかし、2000年に土砂採取の作業は中国の長江からポーヤン湖に移行したように、土砂採取の需要は増加している。

[英検協会の模範解答例]
湖や河川から採掘される砂が、世界の様々な都市の建設のために運び出されている。これらの活動の結果がプラスの影響であるにも関わらず、砂の採掘は生物の生息環境を奪うなど、自然環境に悪影響を与えている。各国政府はを法を整備して、害を抑制しようとしているが、ある場所で禁止したとしても採掘は別の場所で行われる。

[添削例]
・ポーヤン湖→この要約文のテーマはであり、ポーヤン湖は具体例なので削除し、【湖や河川】に訂正。
削除理由: 第2パラグラフに In the case of Poyang Lake (ポーヤン湖の場合)という表現があるため。
・インドネシア、マレーシア、カンボジアのような国々→抽象的な表現ではないため、【各国政府】に訂正。
・中国の長江からポーヤン湖に→長江やポーヤン湖は具体例であるため、【ある場所から別の場所に】に訂正。

英検1級保持者は主に教員採用試験で英語の科目が免除となり、上位の国公立大学や私立大学の総合型選抜でも有利となり、受験者も増えてきているため、今後の英検の参考にしていただければ幸いです。

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