気持ちの持ち方でテストの結果が変わる? 

気持ちの持ち方でテストの結果が変わる? 
繊細さん・緊張しーさん頑張りすぎないで!
昔、頑張り屋さんで真面目な生徒が、数学の問題が伸びなくて悩んでいました。よくよく話を聞くと、左右に分かれた形式のテストの左半面の基本的な問題を解いているときに、右半面下の難しい問題が目に入って気になって仕方がない。その結果、左半面の基本的な問題は間違うし時間は足りないはということになってしまうとのこと。普段は解けるのに?
そこで、その生徒と作戦会議。出た結論は、テストが配られたら、半分に折り曲げて、左半面の基本的な問題が解けるまでは、一切右半面は見ないことに。その生徒の性格上、実行にできるまでは相当抵抗がありましたが、何とかやってみると、意外や意外。得点が大幅にアップしたではありませんか!その生徒が言いました。「最初は気持ち悪かったけど、途中からすごく集中できて不思議に楽になった。」
 そうです、大切なのは今目の前にある解けそうな基本的な問題に集中することが大切だったのです。その生徒は、自分で集中できなくしていただけだったのです。皆さんも、ちょっとした気持ちの持ち方を変えれば、うまくいくことがあるかもしれませんよ。
気持ちの持ち方ひとつで成績は変わってきます。
他に聞くテスト中の緊張例:
・テスト用紙が配られてすぐの周りの生徒のコツコツという鉛筆の音が怖い!みんなは、スイスイ解いているどうしよう。(ほんとは名前書いてるだけなのに・・・)
・テストプリントをめくる音が怖い!みんな解くの早い。(ほんとは裏に印刷があるか確かめてるだけなのに・・・)
・一つ前の時間に終わったテストの間違いが気になって仕方がない。(終わったことは仕方ないですよ。)
・テストの合間の休憩時間に恒例の友達同士の答え合わせ。やばい私だけみんなと答えが違う!(あなたが正解、みんなは間違いかもしれません。そもそも、答え合わせはしないほうが良いのでは?)
・わからない問題に出くわすと、両親に怒られるのを想像して、試験中に手足が縮んでしまう。また、怒られる、どうしよう。(このことを考えているうちに、テスト時間が残り少なくなるし、解ける問題がまだありますよ。)
⁂スポーツ選手でいう試合。学生でいう試験で力を発揮することが一番大切。その際、必要以上の緊張は無駄になります。でも、緊張をゼロにすることはできません。また、緊張感のない人に成長はありません。難しい問題です。でも、一番苦しくて悩んでいるのは、子供さん本人かもしれません。保護者の皆さん、ご一緒にこの問題に立ち向かいましょう。
病は気から、欠点も気からと思っている塾屋より

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