東大阪市の小6の皆さん。昨日はご卒業おめでとうございました。

東大阪市の小6の皆さん。昨日はご卒業おめでとうございました。

春から新中1になる生徒・保護者の皆さんへ(新中1は大変です!)

 中1でぶつかる問題点について、春から新中1になる生徒保護者の皆さんに、予告させていただこうと思います。
 中学進学を控えて、期待に胸をふくらませておられるときにシンドイ予告で申し訳ないと思いますが、成功するという話は他塾の先生方がいっぱい話されていると思うので、あえて、シンドイ話をしてみたいと思います。
 子供たちには、常々ミス(失敗)を減らせば、成功に近づくとも伝えておりますので・・

生活面での問題点(注意すべき点)

 中1の生活をうまく乗り出すにあたって、毎年苦しむポイントが4つあります。
① クラブ
② 担任1人の小学校から各教科ごとの担当及びクラブの顧問・先輩も加わる
③ スマホを使い始める(生活必需品?)
④ 塾に通い始める
他にもいろいろありますが、今日は、この4つにします。

先ず、①ですが、クラブは、ノークラブデイを除きほぼ毎日練習があります。加えて、かなり早い時間から朝練習があります。朝練習のあった日は、学校も塾の授業も眠くて仕方ありません。午前中の授業で寝ている子もいるとよく聞きます。
いかに手際よく夜更かしせずに布団に入るかが、テーマになりそうです。事前のクラブ体験等を通じてよく調べておきましょう。(これを乗り切り、クラブと勉強の両立ができるようになると、段取りの良い大人になれると思います)

②ですが、小学校の頃は、1人の先生に寄り添っていけばいいのですが、中学校になると複数の先生に習い始め、クラブの顧問との関係も始まります。加えて、人生初めての先輩という人たちとの出会いも始まります。それぞれの人ごとに言うことが違ったりするので、人見知りの子や勉強が苦手な子にとっては大変な関門です。(年長者と話せるようになるのもいいことじゃないですか?それも本人にとっての課題?)
保護者の方としては、お忙しい中で、短い時間でもボヤキと愚痴をいかに聞き取ってやるかが重要となりそうです。大人のように、不満のはけ口を彼・彼女たちは持ち合わせていません。(ただし、自分に都合のいいような話が多くなることに注意が必要ですが)

③のスマホですが、これが最近保護者の方からの相談の多い案件です。スマホが原因で、成績が著しく落ちたり、友達との人間関係がくずれたり、体調を壊したり、もう大変です。購入時か入学時にルールを親子でしっかり作ることが重要かと思います。たまに、相談があれば、一緒にルールを考えたりしています。ちなみに、スマホにかまけて自宅で勉強しない中学生はかなり増えています。(その対策として自習スペースを持たない塾は時代遅れかもしれません)

最後に④の塾ですが、塾は夜に授業があるので、先ほどのスマホと同じく、夜寝るのが遅くなって、朝練がきつくなり、クラブが終わって夕食をとる間もなく塾へという生活が春から一斉にはじまるのです。(10時前後まで指導の塾が多いので、下手をすると就寝は12時以降?)
その結果、1学期の期末テスト前後になると退塾したいという中1生が現れ始めます。理由は、勉強がわからないではなく、忙しくて訳が分からずシンドイというのが本当のようです。

以上4つのことを含めての対処法としては、学校・塾・クラブの開始時期を少しずらして全部同時期にスタートしないことをお勧めします。加えて、塾は、開始時期をずらすか?受講科目を絞るか?体験授業と教室責任者の指導のビジョンを聞きとどけてから入塾を決める、クラブは体験してからスタートをお勧めします。

大変なことばかり並べてきましたが、この問題点を知って進学するのと、事が起こってからジタバタするのでは大きな違いがあるものと確信しています。
塾の先生も教科の指導だけではなく、子供たちを取り巻く状況や問題点を知ったうえでお子さんをお預かりする時代が確実に来ていると思います。

とはいえ、毎年夏休みが過ぎたころに、たくましくなった中1生を保護者の方と一緒に見届けるのが楽しみになってきたのも事実です。

13の春を健やかにスタートし、15の春を笑顔で迎えさせたい塾屋より

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