入学試験は究極の実力テストだ!
入学試験は究極の実力テストだ!
範囲が決まっている定期テストと違い、入学試験の試験範囲は中学3年分になります。今日、お話をしたいのは、定期テストの合計点と実力テストの合計点の差が50点以上ある人(実力テストが苦手な人)に向けてのお話です。
定期テストのほうが好きな人は、こう言います。「どこが出るかわからないので、やる気が起こりません。直前に準備しても無駄だから、あまり準備はしませんでした。」ということで結局、準備せずに実力テストを受験したのが現実ではないでしょうか。
定期テストが大好きな人は、同時に内申もいいはずで、公立高校の受験に有利ではあります。しかし、基礎的な受験資格を得ることはできても、本番の筆記テスト(私立・公立とも)をしっかり乗り越えなければなりません。
結論を言いましょう。入学試験は実力テストです。だとすると、これからは、最も範囲の広い入学試験に向かうことになります。「え~っどうしたら?」ということになります。
でも、一ついい話もあります。入学試験の試験範囲は中学3年分ではありますが、高校入試は、毎年出題の傾向・範囲がよく似ているという点です。
ということは、過去問が、テスト範囲そのものではないでしょうか?だとすると、過去問を中心に出題傾向を研究・分析・演習を重ねれば、合格に近づくということが言えるのではないでしょうか?
とはいえ、過去問の出題傾向を研究・分析・演習には時間がかかります。このことにおいて、注意しなければならない点が、2つあります。一つは、時間がかかるがゆえに、早くに、志望校を決めて、着手する必要があること。志望校決定が遅いほど、合格確立・得点確率は下がります。二つ目は、集団型の塾では、受験する学校が、まちまちなので、自分の受験校の過去問の指導を受ける機会は少なくなるので、何とか過去問に費やす時間を自分で作らなければなりません。
そこで、当教室では、過去問を一緒に研究・分析・演習する中3生を併用生として受け入れています。(通常、中3の2学期に中3生を受け入れることはありませんが)
毎年のように、集団型の有名進学塾から過去問対策だけに併用生として通塾される方も、寒くなるとともに現れ始めるようです。
入学試験は究極の実力テストですが、攻め方は必ずあります。頑張って合格を目指しましょう。
その前に、学校の先生からの志望校の受験の承諾を学校の先生からいただくことが前提ですが。
最後に、入試問題は、学校からのお手紙だと考えましょう。もし、お手紙ならば、そのお手紙を書いた人の思い(出題の意図)をしっかり、受け止めて準備した人が合格を手に入れるのではないでしょうか?
とにかく考えることは合格 塾歴40年の塾屋より