個別指導塾のメリット・デメリットとは?

さて今回のテーマは個別指導塾のメリットとデメリットです。

個別指導のメリット

個別指導といっても講師1人に対し、生徒4人というケースもありますし、完全に1対1のケースもあります。
(当塾では1対1と1対2のみ)

どちらにせよ集団指導と違い、「生徒一人ひとりの状況を把握しやすく」、「生徒の学力に合わせた対応ができる」という点が個別指導の大きなメリットです。

集団指導の場合は、授業中に質問をしにくい雰囲気の傾向があり、さらに授業前後も他の生徒の進路指導などに時間を割くため、ほとんど質問できません。

個別指導であれば、お子様の学力に会わせた学習ができ、困った部分が出てきたら、その都度タイムリーに質問することができます。

そのため生徒がストレスを感じずに勉強を進めていくことができるのです。

つまり「生徒と講師の距離が近く、面倒見が良い」のが個別指導になります。

特に積み重ねの科目である数学や英語は、一度わからなくなると、その後の授業についていけない場合があります。

個別指導の場合は、その心配をする必要がありません。

生徒や保護者の要望を聞き、すぐに対応することができます。

集団指導のように周囲のペースに合わせなくてもいいので、どんどん進めていきたいのならば、そうすることも可能ですし、もっとゆっくり基本を定着させたいのならば、そういった進め方をすることができます。

個別指導のデメリット

受験勉強は競争になります。

自分の弱点が克服できたとしても、目標点に達しなければ合格できません。

相対評価なので、他の志望者よりも多く点をとる必要があるのです。

集団指導であれば、ライバルがどのような状況で、どれくらい頑張っているのか確認することが容易です。

しかし、個別指導の場合は競争相手が見えないため、自己満足の勉強で完了してしまう可能性があります。

講師を頼って、何でもかんでも質問していると、自己解決能力が養われず、さらに進度がどんどん遅くなっていくこともあります。

自分のペースを守ってじっくり勉強していても、定期試験の試験範囲や入試の出題範囲を網羅できなければ高得点は望めません。

志望校や目標点に見合った進度や理解度をしっかり確認できる講師の存在が、重要になります。

ただ生徒の質問を答えているだけの講師では、成果を出すことが難しいのです。

個別指導は、生徒と講師の距離が近いので面倒見が良く、アドバイスを多く受けることができるというメリットがある反面、料金が集団指導よりも割高になります。

ただし、こちらは本当に成果が出せるのであれば、大きな問題にはならないのかもしれません。

 

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