マジカルナンバーとは? 覚えるのが苦手からの脱出記憶術

みなさん、こんにちは~、今日は、短期記憶で、「チャンク」というものを中心に書いてみますね。

人間の瞬間的な情報処理能力(短期記憶で覚えることのできる)の限界を数字の範囲で定義していることで、人間が一度に知覚できる情報の最大数、注意を向けることのできる情報の最大数が、“7”プラスマイナス2とも言われ一致する。これらをマジカルナンバーと呼ばれ、

その情報のまとまりを「チャンク」という単位で計算され区切ることで覚えやすくなるというものです。さて、実際に見てみましょう。

 

次は、こうした区切りを意識することで、記憶力がアップする例を紹介したいと思います。

■314159265

■358979323

上の2行の数字を暗記しようとしても覚えにくいと思います。

これを区切りをつけて覚えてみましょう。
314 / 159 / 265

358 / 979 / 323

このような場合は、一つのまとまりが4~5くらいになるように区切りをつけるだけで覚えることが簡単になります。
実は、うえの数字は、円周率、3.14159265358979323 を分けてみました。18桁覚えることができましたね。

 

次はどうでしょう?

■684877493927

これは、6×8=48、7×7=49、3×9=27 という九九に出てくる数字を並べてみました。

■7108941467

710 / 894 / 1467

これは、710年平城京遷都、894年遣唐使廃止、1467年応仁の乱 を並べてみました。

ケタの多い数字でも意味のある“まとまり”を作る工夫をしたりすると覚えることが楽になります。

この“まとまり”を「チャンク」と言います。

桁数の多い数字でも、このような意味のあるまとまりを見つけられれば簡単に覚えることができます。ちなみに、このまとまりのことを、「チャンク」と言います。

 

数字だけでなく、他の教科にも応用はできます。英単語を見てみましょう。

 

例えば、「incredible」という英単語は、「in」と「credi」「-ble」に分けられます。「in」は「~でない(not)」と同じ意味で、「credi」は「credit(信用)」、「ble」は「able(~できる)」という意味です。だから、「incredible」は「信じられない」という意味になります。

「in」のような接頭語(辞)や「-ble」のような接尾語(辞)、語源で覚える英単語は、チャンクという視点からも効果があるので試してみましょう。

 

ではでは、、チャンクを利用すれば漢字も覚えられますよ。

今度は、分解してむしろ意味のあるまとまりを作る方法(パズル)です。「井伊直(いいなおすけ)」の「弼」という、難しくて覚えづらいですよね。そこでチャンクを利用して、「弼」という漢字を「弓+百+弓」と勝手に分解してしまいます。「いいなおすけ、弓を百ほんかって、また弓をかう」という語呂合わせを作ってみればどうですか?

「窓」は「ウかんむりにハム心」、「挨拶」は「むやくた」と、チャンクを利用して語呂合わせを作ります。

 

理科や社会の勉強 そのほかにも、このような、「チャンク」を上手く利用して覚えるようにすると効果的ですよね。

ECCベストワン新金岡校
堺市北区長曽根町815-2 トリニティ・コート新金岡1階
電話:072-250-9930

新金岡校についてはこちらから
成績UP実績
  • 無料体験学習申込み受付中