中学生が国語の成績を伸ばすコツ

 

国語の勉強方法

 

高校入試の一般受験の場合、基本的には、国語・数学・理科・社会・英語の5科目の試験を受けることになります。

どの科目も重要な試験になりますが、家庭学習において時間を取りにくいのが国語です。

他の科目と比較すると、勉強の成果がなかなかタイムリーに発揮できないことがあげられます。

即効性が低いのが国語の特徴なのです。

ですから国語を毎日勉強することがなく、ほとんど時間を割かない傾向が強いのです。

しかし、国語の読解力はすべての科目を勉強するうえでの基礎です。

数学にも文章問題は出題されますし、英語も長文になれば読んでイメージする力が要求されます。

「読むのが遅い」、「イメージを固めるためには何度も繰り返し読む必要がある」というのは、なるべく早く対応する必要があります。

テクニックでカバーできる点もありますが、基本的には、読書する習慣を身に付け、多くの本を読んでいくと読解力は少しずつ高まっていきます。

長期的な視点にはなりますが、読書する時間も、国語の力を高めていくためには大切です。

良質な問題集で長期的な視点にはなりますが、読書する時間も、国語の力を高めていくためには大切です。

読書する時間がない場合は、良質な問題集で演習時間を確保していくことでカバーすることも可能です。

 

解法のテクニック

 

国語の試験で配点が高いのが、記述問題です。

書き抜きや、自分の意見をまとめる必要があります。

評論文や説明文の問題では、筆者の意見を簡潔に見つけ出すことが、解法のコツになります。

文章を読んでいく中で、キーワードが登場した際には、すぐにチェックしていくのがいいでしょう。

「~べき」、「~なければならない」、「~の方が良い」、「~と考える」いった言葉が、重要なキーワードになります。

このキーワードに関連する文章を抜き出したり、要約していくことが、記述形式の問題を攻略するためのポイントです。

小説や詩の問題では、いかに主人公の心の変化を読み取るかが大切になります。

こちらも文章を読んでいく中で、キーワードが登場してきたら、すぐにチェックするようにしましょう。

キーワードは、心情を表すような漢字です。

「情」、「悲」、「志」、「慈」、「愁」、「思」といった言葉になります。

記述問題は中間点が発生しますので、重要なキーワードが書かれていると、正解でなくとも1点、2点と加点されていきます。

空白で終わらせることなく、ポイントになりそうな箇所を抜き出して、まずは書いてみるようにしてください。

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