新中3生の勉強方法について

中学3年生の勉強方法について

 

<英語>

英語の場合、高校入試における中3の学習範囲からの出題は約40%、また中1・中2までの学習範囲からは、60%以上出題されています。従って、中2までの各学習単元の基本事項を徹底的に復習することが何よりも大切になります。

特に、比較・助動詞・不定詞・動名詞など、中2で学習した内容が入試に非常によく出題されています。また、応用レベルの問題は、これらの内容が理解できていないと解けないようにもなっています。従って、これらの項目は、英語が得意な人であっても、まだまだ深く勉強するべき内容です。

さて、勉強方法についてですが、まず、英語が得意な人の場合は、特に重要な項目(比較・助動詞・不定詞・動名詞など)に重点を置いて学習を進めてください。教科書では、学ばなかった語句や表現が出てくると思いますが、それらも含めてしっかりと覚えましょう。入試では、他の受験生よりも、どれだけ多くのことを知っているか、ということが大切になるわけですから、出来るだけたくさんのことを吸収していくようにしてください。

また、英語が得意だと自分で思っている人でも、クエスチョンマークやコンマ・ピリオドの抜けや動詞の3単現、不可算名詞・可算名詞及び複数形の区別などのミスが多く目立ちます。ミスは、普段の学習から意識して気をつけていかなければ、なかなかなくなりません。このようなミスをなくしていくことこそが受験勉強の第一歩になります。

次に英語が苦手な人の場合ですが、まず、中1範囲のbe動詞と一般動詞の使い分けができるかどうかのチェックをしてください。英語が分からない人の大部分が、この項目でつまずいてしまっているようです。それが解決すれば、次は単語です。単語が書けないために英語が嫌いになっている人もかなりいます。中1・中2年生での学習単語をすべて覚え直すのも大変ですから、少なくとも「必修語」(教科書の単語一覧で、太字になっているもの)は、絶対に暗記するようにしてください。あとは、基本文型(例えば進行形であれば、[be動詞+動詞のing]という形)を理解すれば問題が解けるはずです。非常に時間もかかり、大変な作業になりますが、地道に努力すれば、必ず成績は伸びます。頑張りましょう。暗記は学習方法の中でも一番、根気を必要としますが、学習の基本でもあります。

特に英語は「言葉」の学習でから、「暗記+理解」の努力を常に心がけていきましょう。

 

 

<数学>

[1]問題文から解答まで

数学の問題を解くのに以下のような段階があります。

   問題文が正しく読めているか?

↓    (何を求めるかわかっているか?)

解  法   正しい解き方がわかっているか?

計  算   解法通り、正しく計算しているか? ミスはないか?

答  え   問題の内容にあった答えか?

(1)問題を解いて間違えた場合(間違えたままで、先に進んではいけない。)

自分がどの段階で間違えたのかをしっかりと点検する。

①解き方で間違えた→正しい解き方でもう一度解いてみる。

②計算で間違えた→正解になるまで計算をやり直す。

(2)自分の答えが正解の場合

どんどん先の問題を解き、答え合わせを行う。間違えたら(1)の方法でやり直しを行う。

 

[2]数学の勉強方法

数学の勉強は、基本的には[1]の繰り返し。①解ける問題の数を増やすこと,②解ける問題でのミスを減らすことの2点ができれば成績は大きく伸びるはずです。どんどん問題を解くようにしてください。解けない問題では、解法を身につけ、解ける問題ではミスをできるだけ減らすようにしてください。特に数学の苦手な人は、計算力と基本事項をしっかり身につけることと、教科書の例題のような本当に基本的な問題の解き方をしっかり理解することが大切です。(とことん苦手な人は計算力を高める練習を毎日欠かさず行いましょう。)

解けなかった問題のやり直しを怠ったり、解ける問題でのミスをそのままにしていると「いつまでも同じところで間違う→成績が伸びない(あまり伸びない)」ということになります。かなり面倒で大変な作業ですが、続けていくことが大切です。

 

 

<国語>

国語の勉強に際し、その単元にどういったものがあるのか、ここでもう一度整理と確認をしておきましょう。

A:読解分野 ①現代文( 文学的文章 ・・・・ 小説、随筆 )

( 説明的文章 ・・・・ 説明文、論説文 )

②古文 ( 古文、漢文 )

③韻文 ( 詩、 短歌 、俳句 )

B:知識分野 ④漢字

⑤文法

⑥語句 ( 熟語、 慣用句、ことわざ )

C:その他  ⑦作文

以上が学習単元を大きくまとめたものです。入試に出題されるパターンとしては、①+②+④+⑤+⑥(熟語)が一般的です。もちろん、学校によって、出題される単元やその内容は異なりますし、配点も読解に重点を置いた学校もあれば、知識分野に重きをおいている学校もあります。

しかし、「現代文」と「漢字」と「文法」については、どの学校においてもまず出題されると考えてよいでしょう。したがって、3年生になるまでに、この3つの単元に力を入れて学習しておくようにしましょう。

まず、漢字です。中学校を卒業するまでに常用漢字(1900字前後)を学習するわけですが、このうち学習漢字(1000字前後)については、小学校ですでに学習済の漢字です。この学習漢字の読み・書きを完璧にできるようにしておいてください。中学校で習う漢字については出題頻度の高いものだけで十分です。

次に文法ですが、まず品詞分類が正確にできるようにしておくことが大切です。また、助詞・助動詞も非常に重要な学習内容です。

 

最後に一番やっかいな現代文です。問題を解くときには以下のことに注意してください。

  1. 「何」を答えるのか。
  2. 「答えの条件」は何か。
  3. 文章中のどこが、解答の根拠になる箇所になるのか。

以上の3点を常に考えてください。③が分かれば答えは出せるのですが、的外れな答えを書いてしまう人は、①の確認が出来ていない場合が多いようです。また、②を読み落としていたりしても、正解にはなりません。答え合わせのときに、自分がどこで間違えたのかを必ずチェックし、以後、同じ間違いをしないように注意しましょう。

読解問題の場合には、文章の種類による分類だけでなく、出題形式による分類もできます。つまり、選択式・書き抜き式・記述式・論述式といったものです。近年は、記述・論述の問題が重視される傾向にあります。この種の問題に当たる場合、「できない」で済ませるのではなく、とにかく自分の言葉で書いてみることが大切です。模範解答を写しているだけでは決して力はつきません。

そして、高校入試を考えた場合、「内申点」は避けて通れません。最後に学校の定期テストで点数を取る方法を紹介しておきます。

他教科と違って国語の場合、学校の授業内容についての参考書はありません。では、定期考査における国語の参考書は何かというと、それは「自分のノート」です。学校の授業内容に合った参考書がない以上、自分で作るしかないのです。

①学校の授業中にしっかりとノートを取る。

②授業中、先生が強調したことは確実にチェックする。

この2点が定期テストで点数を取るために必要となります。つまり、国語では、定期考査の1週間や2週間前からテスト勉強が始まるのではなく、授業を受けたその日からテスト勉強は始まっているのです。あとは、それを参考にしながら問題演習(特に過去の定期テストの問題)を解いて、学習内容を「覚える」のです。ここで大切なことは、「覚える」ということです。国語が苦手だから定期考査で点数が取れないということはありません。定期考査は、学校で習った内容を「覚え」れば、80点程度は確実に取れるようになります。

 

 

<理科>

3年生になるまでに、しなくてはならないことは、中1・中2で習った単元の基礎を固めてしまうことです。入試問題といえば出題範囲は広いのですが、中1~中2の内容が、70%前後、出題されています。入試において、中1・中2だけを完璧にやっておけば合格点を取ることができます。

さて、勉強方法についてですが、まず、理科が苦手な人の場合は、これまで習った単元の基礎の見直しが中心になります。多分、忘れてしまっていることがたくさんあるに違いありません。特に、生物分野は、「植物と動物の分類・植物のつくり・光合成・人のからだ」、化学分野は、「気体の発生と性質・化合・炭酸水素ナトリウムの分解・状態変化・混合物の分離・化学式」などは、きちんと覚えておけば入試でも得点できるところですから、復習をして、完全に覚えるようにしてしまいましょう。力や電流などについては、応用力は中3でつけることにして、基本問題だけでもできるように公式や基本事項を身につけることを目標にして復習していきましょう。

次に、理科が得意な人の場合ですが、まず、単元の中で、基本のあやふやなところがないかどうかをチェックしましょう。もしあれば,その部分の基礎を固めることが第一です。それから、各単元を深める勉強をしていきます。特に、力や電流は、いろいろ、ひねられた問題が出てきますので、応用力をつけておく必要があります。応用力は、中3からつける勉強をしても間にあいますが、人より先に始めて、得点力の差をつけておきましょう。入試では、人に差をつけることのできる得意科目があることは、大きな強みとなります。できれば、3年生までに少しずつ入試レベルの問題にあたって、応用力をつける努力をしていきましょう。

また、公立の入試は、単に知識確認だけでなく、どうしてそうなるかを説明することも必要になります。そのため、答えだけ合えばよいという学習だけでなく、その理由も普段から考えるようにしていきましょう。

 

 

<社会>

「社会という科目は、覚えたらいいだけ‥。でも、なかなか覚えることができない。」このような声は、非常によく耳にします。では、どうすればいいのでしょう。まもなく受験学年になる、みなさんにとって、受験に役立つ地理と歴史の復習方法について、さらには3年生になって学習を始める公民の勉強方法について考えてみましょう。

〔地理〕

① 地名や地形は地図(略地図)で確認

例えば、地形の名前を覚える時に、ナイル川・アマゾン川‥‥と単に名前だけ覚える人はいないと思います。当然名前だけではなく、地図で場所を覚えていくはずです。これは地理の勉強すべてについていえることです。例えば、「アメリカで自動車工業のさかんな都市は?」と聞かれて,「デトロイト」と答えても、「地図で場所を示しなさい」と言われ、示すことができなければ,×になります。ですから、必ず地図で確認しながら学習を行う方が役に立ちます。

② 略地図や白地図に書き込みながらまとめる

また、まとめ方を工夫することで、覚えやすくなることもあります。地図が苦手という人、あなたは、どのようにまとめていますか。中国・インドについて、というように国ごとにまとめているのではないでしょうか。これは大事なことですが、今から始める勉強として、すべての国について詳しくまとめるのは効果の少ない大変な作業です。ならば日本と関係の深い(貿易額の多い)国の農業・工業、とまとめていってはどうでしょう。例えば、白地図に世界の綿花、茶、鉄鉱石の生産地帯、というようにまとめてみてはどうですか。そして、各国の重要都市をまとめる。これならどうでしょう。とにかく地理の勉強には「地図」が必要です。

 

〔歴史〕

①人物中心に時代と出来事を年表形式でまとめる

どれだけたくさんの人物を覚えていても、いつの時代の人だったか、またその業績や関連する出来事があやふやでは、入試では使い物になりません。政治や文化について、人物と出来事を年表形式でまとめてみてはいかがでしょう。人物への共感や反感を抱きながら、印象が深まるはずです。

②出来事や人物と関係の深い場所を略地図でまとめる

出来事や事件の名前やかかわる人物名を覚えていても、入試ではその場所を地図上で選択させたり、現在の何県にあたるかなどを問われたりすることが少なくありません。日本地図全体やヨーロッパ(市民革命などで)や中国、アメリカなどの略地図に、歴史上の出来事が起こった場所と年代を書き込み整理しておくと地理の勉強にもなり、効果的です。

 

〔公民〕

まだ何も学習していないので、公民と言われても「ピン」とこないとは思いますが、何事も初めが肝心です。実は、公民の問題が一番点数を取りやすい分野です。ですから、「こういう風に勉強するんだ。」というイメージを持っておき、3年生を迎えましょう。

①重要語句を何度も練習しよう

公民の分野で、頭を悩ませるのは、公民分野独特の難解な重要語句です。つまり、漢字もそれだけ難しいものが出てきますので、今まで以上に反復練習し、その意味も含めて正しく理解しましょう。意味を理解すれば漢字も覚えやすくなります。

②単元をイメージ化しよう

公民分野は、地理のように「地図」にまとめることもできませんし、歴史のように「年表」に整理することもできません。ですから、その語句の関連性にしたがって、図にまとめる(=イメージ化する)ことが暗記の助けになります。と言っても、関連性を見いだすことが難しいと思いますが、基本的には「なぜ?」という疑問を持つことが重要です。たとえば、みなさんは「国会」という言葉を知っていると思います。国会の中には衆議院と参議院がありますが、なぜなのでしょうか。このような単純な疑問を持つことが、みなさんの頭の中を整理してくれます。

③似たものを混同しないように整理しよう

公民の分野では、似たような語句や数字などがたくさん出てきます。特に、数字は入試問題や定期テストでもよく問われます。例えば、「3分の2」という数字で思い出さないといけない事柄は何か。30日と言われれば、どのような事柄が思い浮かぶか。ということを意識しておかなければ、テスト前になって、「同じようなものばっかりで分からない!」となってしまいます。難解な語句が多いだけでも大変な公民分野ですが、数字もきちんと意識して取り組みましょう。

④日頃から新聞やニュースをよくチェックしよう

最後に、公民分野は私たちの身の回りで起こっていることを学ぶ分野です。ですから、普段のニュースや新聞には公民分野を勉強する題材は山のようにあります。まずは、身近なことに興味を持つことから始めるのもいいかもしれません

社会など覚えるだけだからいつでもできる、という考えは危険です。3年生になると公民分野の学習も増えるのです。あわてないためにも、今から自分で地理と歴史をしっかりと関連付けて、「入試で使える知識」として、まとめておきましょう。そして、万全の体制で3年生の公民を学習していきましょう。

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